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ラヴァーズ・コンチェルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ラヴァース・コンチェルト」
ザ・トイズシングル
初出アルバム『The Toys Sing "A Lover's Concerto" and "Attack!"
B面 This Night
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル ポップ
時間
レーベル ディノヴォイス・レコード
作詞・作曲 サンディ・リンザー、デニー・ランドル、クリスティアン・ペツォールト
プロデュース サンディ・リンザー、デニー・ランドル
ゴールドディスク
ゴールドディスク
チャート最高順位
ザ・トイズ シングル 年表
ラヴァース・コンチェルト
(1965年)
恋のアタック
(1966年)
テンプレートを表示

ラヴァース・コンチェルト」(A Lover's Concerto[注釈 1]は、アメリカ合衆国のソングライター、サンディ・リンザー&デニー・ランドル(Sandy Linzer and Denny Randell)作のポップ・ソング。

概要

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オリジナルは、1965年アメリカ合衆国ガール・グループザ・トイズが歌ったものである。Billboard Hot 100では最高2位を記録。キャッシュボックスとカナダRPMでは1位を記録した

リンザー&ランドルが基にしたのは、J.S.バッハの『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』の中に含まれる『メヌエット ト長調 BWV Anh.II/114』である。元曲は3/4拍子で書かれているが、『ラヴァーズ・コンチェルト』は4/4拍子にアレンジされている。ちなみに、元曲は長らくバッハ作曲と伝えられてきたが、現在ではクリスティアン・ペツォールトの作品であることが通説となっている。編曲はチャーリー・カレロが担当した。

スタンダード・ナンバーとして

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ザ・トイズ以降、この曲は、クインシー・ジョーンズ、レノン・シスターズ(The Lennon Sisters)、シラ・ブラック、ザ・デルフォニックス(The Delfonics)、サラ・ヴォーンスプリームス(シュープリームス)、ミセス・ミラー(Mrs. Elva Miller[1]アルマ・コーガン(ドイツ語版「So Fängt Es Immer An」が西ドイツでヒット)、オードリー・ホール、陳慧琳(ケリー・チャン)など、多くのアーティストによってレコーディングされた。

日本では、特にサラ・ヴォーンのバージョンが有名であり、三菱自動車工業シャリオグランディスコマーシャルやドラマ『不機嫌なジーン』(フジテレビ系)の挿入歌など、多くのメディアで使用されている。

日本のミュージシャンでは、1966年第17回NHK紅白歌合戦金井克子が歌唱したほか、1967年尾崎紀世彦ザ・ワンダース(日本語&英語詞)で、1971年にはソロ(英語詞)でレコーディングした。その他、ザ・ピーナッツ布施明とデュエットしているものもある)、ジローズ1971年、英語詞)、薬師丸ひろ子1989年、日本語詞、アルバム『LOVER'S CONCERTO』に収録)、桑田佳祐1994年、英語詞、シングル「」に収録)などがこの曲をレコーディングしている。DEENは同曲をフィーチャーしたアルバム『LOVERS CONCERTO』を発表し、同アルバムの中でインストゥルメンタルとしてカバーしている。

映画での使用

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その他の使用

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  • BACHプラザテレビ埼玉) - 放送開始から現在に至るまでオープニング・エンディングテーマに使用されている。
  • JR西日本 - 183系・485系〈雷鳥・北近畿等〉の車内チャイムに使用されていた。
  • タモリ倶楽部テレビ朝日) - 「空耳アワー」のコーナーで、サラ・ヴォーンのバージョンの「Keep this day in your heart eternally」が「金粉してるよ ハゲてんのに」に聞こえるとして紹介された事がある。
  • クイズ仕事人ABCテレビ) - 関西ローカル時代のエンディングテーマに使用されていた。

脚注

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注釈

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  1. ^ サラ・ヴォーンの日本盤シングル初回盤では「恋のコンチェルト」の邦題がつけられている。[1]

出典

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