ラヴィ・ド・ボエーム
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ラヴィ・ド・ボエーム | |
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Boheemielämää | |
監督 | アキ・カウリスマキ |
脚本 | アキ・カウリスマキ |
原作 | アンリ・ミュルジェール |
製作 | アキ・カウリスマキ |
製作総指揮 | パウラ・スオミネン |
音楽 |
ダミア セルジュ・レジアニ |
撮影 | ティモ・サルミネン |
編集 | ヴェイッコ・アールトネン |
配給 | シネセゾン |
公開 |
1992年2月28日 1992年7月18日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 |
フィンランド スウェーデン フランス ドイツ |
言語 | フランス語 |
『ラヴィ・ド・ボエーム』(フランス語:La Vie de bohème、フィンランド語:Boheemielämää)は、アンリ・ミュルジェールの古典文学『ボエーム』を原作とする、パリを舞台にモノクロ撮影されたアキ・カウリスマキ監督の恋愛コメディ映画。1992年に公開され、同年のベルリン映画祭において国際批評家賞を受賞した。
あらすじ
[編集]家賃が払えずパリのアパートから追い出された作家のマルセル(アンドレ・ウィルム)は、レストランでアルバニア人の画家志望ロドルフォ(マッティ・ペロンパー)と出会う。意気投合した二人はマルセルのアパートに向かうが、そこにはすでに売れない作曲家のショナール(カリ・ヴァーナネン)が入居しており、貧しい彼らは共同生活を始める。
助け合って暮らしながら、友情を深める三人。ロドルフォにはやがてミミ(イヴリヌ・ディディ)という恋人ができる。しかしロドルフォは、不法入国が発覚して国外退去を命じられてしまう。半年後に戻ってくると、ミミは他の男と付き合っていた。結局元の鞘に収まり、つましく暮らすロドルフォとミミ。だが、ミミの体は病魔に冒されていた。
キャスト
[編集]- マッティ・ペロンパー - ロドルフォ
- アンドレ・ウィルム - マルセル
- カリ・ヴァーナネン - ショナール
- イヴリヌ・ディディ - ミミ
- ジャン=ピエール・レオ - ブランシュロン
- サミュエル・フラー - ガソット
- リスティーヌ・ムリーニョ - ミュゼット
- ルイ・マル - レストランの紳士
その他
[編集]- エンディングに流れるのは日本語の歌『雪の降るまちを』(歌:トシタケ・シノハラ)。
- 2011年の映画『ル・アーヴルの靴みがき』には、元作家と思しき主人公マルセルをアンドレ・ウィルムが演じているほか、『ラヴィ・ド・ボエーム』の出演俳優が多数再出演する。ただし、役名や設定が必ずしも本作と一致するわけではない。