ラ・フェルテ=ボアルネ
La Ferté-Beauharnais | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏 |
県 (département) | ロワール=エ=シェール県 |
郡 (arrondissement) | ロモランタン=ラントネー郡 |
小郡 (canton) | シャンボール小郡 |
INSEEコード | 41083 |
郵便番号 | 41210 |
市長(任期) |
ジャン=ピエール・ゲモン (2014年-2020年) |
自治体間連合 (fr) | Sologne des Étangs |
人口動態 | |
人口 |
512人 (2015年) |
人口密度 | 212人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯47度32分33秒 東経1度51分03秒 / 北緯47.5425度 東経1.85083333333度座標: 北緯47度32分33秒 東経1度51分03秒 / 北緯47.5425度 東経1.85083333333度 |
標高 |
平均:m 最低:95 m 最高:109m |
面積 | 2.42km2 |
ラ・フェルテ=ボアルネ(La Ferté-Beauharnais)は、フランス、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏、ロワール=エ=シェール県のコミューン。
地理
[編集]ラ・フェルテ=ボアルネは、ブーヴロン川沿いに位置する。ヌング=シュル=ブーヴロンとロモランタン=ラントネーの間を走る県道922号線と923号線が交差する地点にあたる。
歴史
[編集]古代に村があったことを証明するものは何もないが、伝統的に『下の道』と呼ばれてきたローマ街道が、ヌング=シュル=ブーヴロンからラ・フェルテの城の近く、Noviodunum Biturigumのオッピドゥムを通過していた。
村はおそらく、11世紀にあった修道院を一掃して生まれたのだろう。大助祭エルヴェが1033年に参事会教会を創設した。サン・バルテルミ教会は1149年に創設され、12世紀半ばに破壊されたのち、1524年に再建された。教会のポーチには、数世紀にわたって巡礼者が残した十字架が刻まれている。墓地には、マクマオン家(パトリス・ド・マクマオンの先祖)の墓もある。
現在、中世の城の遺跡はほんのわずかしか残っていない。一部の石が周辺の住宅の建設資材に使われたからである。伝説によると、城に残されていた、壁に囲まれた地下は、教会やいまだ村に残る数軒の住宅の資材となったという。1429年には軍隊を率いたジャンヌ・ダルクが村を通過している。
1752年、中世の城を破壊したのはフランソワ・ド・ボアルネ(fr)だとみられる。彼はリーワード・アンティル諸島総督および侯爵であった。彼によって1764年、それまでラ・フェルテ=アヴラン(La Ferté-Avrain)と呼ばれていた村は、フランソワの爵位名に合わせてラ・フェルテ=ボアルネと改名した。彼は隣に古典様式の邸宅(シャトー)を建てた。2つの新旧の城がしばらく共存した可能性がある。フランソワの息子で、元ライン軍司令官アレクサンドル・ド・ボアルネ(fr)は、のちにフランス皇后となるジョゼフィーヌ・ド・ボアルネの最初の夫である。彼はコミューンの首長となったが、フランス革命後の恐怖政治時代にギロチンで処刑された。アレクサンドルとジョゼフィーヌの息子ウジェーヌは、父の領地を管理して美しくした。城は、帝政末期とウジェーヌの国外亡命後も、管理人が管理していた。1821年から、最後の入居者によってシャトーが荒らされていった。1824年にウジェーヌが死去すると、ラ・サール夫人に売却された[1]。アレクサンドル・ド・ボアルネの孫息子である、シャルル・ルイ=ナポレオン・ボナパルト(のちのナポレオン3世)は、1852年に村を訪問している。彼は、現在も役場として使われている建物と、2つの学校を建設した[2]。
人口統計
[編集]1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2004年 | 2015年 |
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468 | 454 | 392 | 400 | 442 | 463 | 510 | 512 |
参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[3]、2006年以降INSEE[4][5]。
脚注
[編集]- ^ M. Chenon, Association « Autour des Beauharnais »
- ^ Drouet S, Chenon M, En passant par La Ferté-Beauharnais : le village qui tutoie l'histoire, Journal de la Sologne, hiver 2007 no 140, p.19-21
- ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=13764
- ^ https://www.insee.fr/fr/statistiques/3293086?geo=COM-41083
- ^ http://www.insee.fr