リスフラン関節損傷
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Lisfranc injury | |
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別称 | Lisfranc fracture, Lisfranc dislocation, Lisfranc fracture dislocation, tarsometatarsal injury, midfoot injury |
An X-ray of a Lisfranc injury showing widening between the 1st and 2nd metatarsal base. | |
概要 | |
種類 | Homolateral, divergent, isolated[1] |
診療科 | Orthopedics |
症状 | Swelling, pain, and bruising of the midfoot[2][3] |
原因 | Injury[3] |
診断法 | X-ray or CT scan[4] |
合併症 | Arthritis, chronic pain[2] |
治療 | Open reduction and internal fixation[4] |
予後 | Healing may take months[3] |
頻度 | Relatively uncommon[2] |
分類および外部参照情報 |
リスフラン関節損傷(リスフランかんせつそんしょう)は、リスフラン骨折としても知られ、中足骨と足根骨の足根中足関節に関与する足の損傷である[2][3]。症状には、中足の腫れ、痛み、あざなどがあげられる[3][2]。症状は、歩こうとすると悪化する[3]。治療を行わなかった場合の合併症には、関節炎や慢性的な痛みなどがあげられる[2]。
原因には、足のねじれ、特にスポーツ中のに起こる足のねじれであり、より重度の損傷には高所からの転倒などがあげられる[3]。一般的に特定の危険因子のない人にも起こるが、糖尿病の人により一般的にみられる[2]。診断は、体重負荷をかけた状態でのX線またはCTスキャンによる[4]。中足部の痛みが5日以上続く場合は、リスフラン関節損傷を疑う必要がある[2]。
初期治療には、整復、副子固定、足を上げたままにすることなどがあげられる[2]。損傷が不安定または変位している場合は、観血的整復固定術手術が推奨されるのが一般的である[4][2]。治癒には数ヶ月かかる[3]。
リスフラン関節損傷は比較的まれであり、骨折の約0.2%を占める[2]。一般的に中年の男性が最も影響を受ける[2]。1815年の第六次対仏大同盟の大戦後に騎兵隊の負傷に気付いたフランスの外科医であるジャック・リスフランにちなんで名付けられた[5][3]。
出典
[編集]- ^ “Lisfranc injury”. Radiopaedia. Radiopaedia.org. 9 March 2021閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l Buchanan, BK; Donnally III, CJ (January 2021). Lisfranc Dislocation. PMID 28846306.
- ^ a b c d e f g h i “Lisfranc (Midfoot) Injury - OrthoInfo - AAOS”. www.orthoinfo.org. 9 March 2021閲覧。
- ^ a b c d “Fracture-Dislocation of the Midfoot (Lisfranc Injury) - Injuries; Poisoning”. Merck Manuals Professional Edition. 9 March 2021閲覧。
- ^ Lisfranc, J (1815) (フランス語). Nouvelle méthode opératoire pour l'amputation partielle du pied dans son articulation tarso-métatarsienne: méthode précédée des nombreuses modifications qu'a subies celle de Chopart. Paris: L’imprimerie de Feuguery. pp. 1–52