リチャード・ハミルトン (第4代ボイン子爵)
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第4代ボイン子爵リチャード・ハミルトン(英語: Richard Hamilton, 4th Viscount Boyne、1724年3月24日 – 1789年7月30日)は、アイルランド王国の貴族、政治家。
生涯
[編集]グスタヴァス・ハミルトン(初代ボイン子爵グスタヴァス・ハミルトンの次男)とドロシア・ベリュー(Dorothea Bellew)の息子として、1724年3月24日に生まれた[1]。1746年4月20日に伯父フレデリックの息子にあたる第2代ボイン子爵グスタヴァス・ハミルトンが死去すると、スタックアランの領地を継承した[1]。
1755年から1760年までナヴァン選挙区の代表としてアイルランド庶民院議員を[2]、1766年にミーズ県長官を務めた[1]。1772年1月2日に兄フレデリックが死去すると、ボイン子爵位を継承した[1]。
1789年7月30日にアイルランドで死去、息子グスタヴァスが爵位を継承した[1]。
家族
[編集]ジョージアナ・ベリー(Georgiana Bury、ウィリアム・ベリーの娘)と結婚して、3男5女をもうけた[3]。
- グスタヴァス(1749年 – 1816年) - 第5代ボイン子爵
- チャールズ(1750年10月6日 – 1794年) - 1782年、アン・マンセル(Anne Mansel、1710年頃 – 1785年5月、ローレイ・ドーキン・マンセルの娘)と結婚。1785年9月にクリストファー・カーワン・リスター(Christopher Kirwan Lister)の娘と再婚
- キャサリン - 1773年、ヒュー・ライアンズ・モンゴメリー(Hugh Lyons Montgomery)と結婚
- リチャード(1774年 – ?)
- メアリー
- バーバラ
- ソフィア - ウィリアム・ジョン・ロウ(William John Lowe)と結婚。後にビゴー・ヘンゼル(Bigoe Henzell)と再婚
- アン(1828年没) - トマス・クレイヴェン(Thomas Craven)と結婚
出典
[編集]- ^ a b c d e Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1912). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Bass to Canning) (英語). Vol. 2 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 267–268.
- ^ "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800". Ulster Historical Foundation (英語). 2020年5月25日閲覧。
- ^ "Boyne, Viscount (I, 1717)". Cracroft's Peerage (英語). 23 May 2013. 2020年5月25日閲覧。
アイルランド議会 | ||
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先代 ジョン・プレストン ナサニエル・プレストン |
庶民院議員(ナヴァン選挙区選出) 1755年 – 1760年 同職:ナサニエル・プレストン |
次代 ジョン・プレストン ジョセフ・プレストン |
アイルランドの爵位 | ||
先代 フレデリック・ハミルトン |
ボイン子爵 1772年 – 1789年 |
次代 グスタヴァス・ハミルトン |