リッチー・トーレス

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リッチー・トーレス
アメリカ合衆国下院議員
ニューヨーク第15区選出
就任
2021年1月3日
前任者José E. Serrano
ニューヨーク市議会
就任
2014年1月1日
前任者Joel Rivera
個人情報
生誕リッチー・ジョン・トーレス
(1988-03-12) 1988年3月12日(36歳)
ニューヨーク市, ニューヨーク州, アメリカ合衆国
政党民主党
教育ニューヨーク大学 (attended)
公式サイトGovernment website
Campaign website

リッチー・トーレス (Ritchie John Torres、1988年3月12日 - )は、ニューヨーク州ブロンクス出身のアメリカの政治家。2020年11月の総選挙で民主党から出馬しニューヨーク第15選挙区から下院議員に選出された。この選挙により、モンデア・ジョーンズ英語版と共に、ゲイであることをカミングアウトしているアフリカ系ヒスパニック系男性、アフリカ系男性として初めての下院議員となった[1]

概要[編集]

1988年、プエルトリコ出身の父親と、アフリカ系アメリカ人の母親のもとに生まれ、ニューヨークのブロンクスで育った。母は父と離婚し、カビや鉛害のある粗悪なスロッグズ・ネックの公営住宅でリッチーを含む三人の子どもを育てた。

2013年、ニューヨーク市議会選挙で当時25歳という最年少で当選し、コリー・ジョンソンとならび、初のオープンリー・ゲイの市議会議員となった。

2020年6月の民主党予備選挙では、これまでLGBTsや同性婚に対する差別発言を繰り返していた77歳のルベン・ディアス・シニア[2]を破り、第15選挙区の候補者に選ばれた[3]。11月の総選挙で当選し、民主党で同じくニューヨーク第17区選出のモンデア・ジョーンズと共に、初のオープンリー・ゲイの黒人議員となった[4]

脚注[編集]

  1. ^ Nagasaka, Yoko (2020年11月5日). “アメリカ初 ゲイをカミングアウトしているアフリカ系男性が下院議員に当選”. ELLE. 2020年12月24日閲覧。
  2. ^ Mays, Jeffery C. (2019年7月15日). “He’s Gay. His Main Opponent Makes Homophobic Remarks. (Published 2019)” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2019/07/15/nyregion/torres-diaz-bronx-congress.html 2020年12月24日閲覧。 
  3. ^ アフリカ系ゲイ男性2人が史上初めて米連邦下院議員に当選しました”. www.outjapan.co.jp. 2020年12月24日閲覧。
  4. ^ Takahashi, Rikako. “ゲイの黒人男性に、トランスジェンダー女性。アメリカで「歴史的初当選」続出”. BuzzFeed. 2020年12月24日閲覧。