リフューズ
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リフューズ(英: Refuse)は、申し出などを拒否することを指す英語である[1][2]。一般には、発生源でゴミとなるものを断ち、家にもゴミとなるものを持ち込まないことを指す言葉として、リデュース・リユース・リサイクルからなる「3R」とともに持続可能な社会に繋げるための目標「4R」「5R」「6R」などの一つに数えられる[3][4][5][6]。1980年代中頃にアメリカ合衆国で「3R」の概念が提唱された頃に、NGOなどで「ゴミになるものは受け取らない」ことが大事だとして「4R」が重要だと主張する意見が出ていたとの記録がある[7]。
リフューズの例
[編集]- 買い物時にはマイバックを持参して、レジ袋や過剰包装などを断る[3][4][8]。
- 詰め替え商品やバラ売りの商品などを消費するようにする[3][4]。
- 本当に必要な物以外を衝動買いしないようにする[9]。
実例
[編集]- 東京都青梅市では、3Rに加えて、ゴミの減量を呼びかけるリフューズを加えた「ごみ減量の4R」を呼びかける活動を行っている[10]。
- 神奈川県相模原市では、3Rに1R(リフューズ)を加えた4Rで、発生抑制の概念を浸透させる活動を行っている[11]。
- 宮崎県では、県が「4Rアクションサポート事業」と銘打ち、リフューズを含めた4Rの推進活動を行っている[12][13]。
脚注
[編集]- ^ “refuseの意味 - goo辞書 英和和英”. goo辞書. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “今さら人に聞けない【総合リサイクル】『リフューズ(Refuse)~【拒否】する勇気!~』 荒木商会”. www.araki-syoukai.co.jp. 2021年7月24日閲覧。
- ^ a b c “環境特集号 豊能町建設環境部環境課”. 2021年7月24日閲覧。
- ^ a b c “ごみ減量のために...5Rを始めてみませんか”. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “ごみを減らす4R運動を実践しよう - 北海道石狩市公式ホームページ”. www.city.ishikari.hokkaido.jp. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “静岡県、海洋プラごみを減らすキャンペーンを開始|環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア”. tenbou.nies.go.jp. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “平成17年版循環白書”. www.env.go.jp. 2021年7月24日閲覧。
- ^ trustridge. “リフューズ、リペアを加えた「5R(ファイブアール)」とは? 無駄な消費を避け、身の回りのものを大切に”. ELEMINIST. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “| 飛島村の環境活動 | リサイクル | 4つのR |”. www.vill.tobishima.aichi.jp. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “平成17年版循環白書”. www.env.go.jp. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “相模原市「1R」加え、成果 「発生抑制」の概念浸透 | さがみはら中央区”. タウンニュース (2020年10月8日). 2021年7月24日閲覧。
- ^ “国内ニュース|環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア”. tenbou.nies.go.jp. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “10月は3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間です! (METI/経済産業省)”. www.meti.go.jp. 2021年7月24日閲覧。