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リュウキュウカジカガエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リュウキュウカジカガエル
リュウキュウカジカガエル
リュウキュウカジカガエル Buergeria japonica
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
亜目 : Neobatrachia
: アオガエル科 Rhacophoridae
: カジカガエル属 Buergeria
: リュウキュウカジカガエル
B. japonica
学名
Buergeria japonica (Hallowell, 1861)
和名
リュウキュウカジカガエル
英名
Ryukyu kajika frog

リュウキュウカジカガエル(琉球河鹿蛙、Buergeria japonica)は、アオガエル科カジカガエル属に分類されるカエル

分布

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日本奄美群島沖縄諸島八重山列島を除く)、トカラ列島

種小名japonicaは「日本の」の意。旧和名はニホンカジカガエルだったが、カジカガエルとの混同を避けるため和名が変更された。

形態

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体長2.5-3.5cm。オスよりもメスの方が大型になる。背面の皮膚には細かい疣がある。体色は灰褐色や褐色、黄色などで、ある程度の変色能力を持ち個体によっても体色に変異がある。背面にアルファベットの「X」字状の斑紋が入る個体もいる。後肢には暗色の横縞が入る。

分類

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八重山列島の個体群は、従来リュウキュウカジカガエルとされていたが、2020年にヤエヤマカジカガエル(八重山河鹿蛙、Buergeria choui)として新種記載された[1][2]

台湾の個体群は、鳴き声が異なるため別種や別亜種とする説もある。

生態

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低地から山地までの草原森林河川などの様々な環境に生息する。地表棲で、あまり樹上に登ることはない。夜行性

食性は動物食で、昆虫節足動物などを食べる。

繁殖形態は卵生。、水溜り、排水溝タイドプールなどに卵を産む。幼生は2-3か月で変態し、幼体になる。

脚注

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関連項目

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参考文献

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  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル1 ユーラシア大陸、アフリカ大陸とマダガスカル、オーストラリアと周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社2006年、54頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、309頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生・はちゅう類』、小学館2004年、53頁。

外部リンク

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