リュウキュウヒメジャノメ
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リュウキュウヒメジャノメ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Mycalesis madjicosa (Butler) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
リュウキュウヒメジャノメ (琉球姫蛇目) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Riukiuana Chinese Bushbrown | |||||||||||||||||||||||||||
亜種 | |||||||||||||||||||||||||||
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リュウキュウヒメジャノメ(琉球姫蛇目、 Mycalesis madjicosa)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属するチョウの一種。
概要
[編集]近縁種ヒメジャノメと非常によく似た種。長らく混同されていたが、キマダラヒカゲをサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲに分離独立させた高橋真弓氏の研究によってヒメジャノメから分けられた。形態としては、ヒメジャノメ特有の翅裏の白帯が顕著になること、褐色の地色がより濃いことがあげられる。
幼虫の食草はススキ、チガヤなどのイネ科植物。幼虫で越冬する。成虫は腐果や汚物に集まるが、稀に花にも来る。
分布
[編集]日本固有種。奄美群島から与那国島までの南西諸島。成虫が見られるのは、奄美では3月~11月、八重山では2月~12月。
参考文献
[編集]- 牧林功解説、青山潤三写真『日本の蝶』成美堂出版〈ポケット図鑑〉、1994年。ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編 編『チョウの調べ方』今井長兵衛・石井実監修、文教出版、1998年。ISBN 4938489112。OCLC 170389984。