リリパット・ピストル
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リリパット 4.25mm、6.35mm | |
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リリパット モデルI(.25 ACP) | |
種類 | 拳銃 |
原開発国 | ヴァイマル共和国 |
開発史 | |
製造業者 | アウグスト・メンツ |
派生型 | 2種類 |
諸元 | |
弾丸 | 4.25mmリリパット弾、.25ACP弾 |
口径 | 4.25mm、.25インチ(6.35mm) |
作動方式 | ブローバック |
リリパット・ピストル(英: Liliput Pistol)とは、これまで作られた銃器の中でも、口径が4.25mmと最小クラスの自動式拳銃の一種である。一般的に最小の拳銃はコリブリであるとみなされている。名前の由来は『ガリバー旅行記』に描かれた小人が住むとされる架空の島「リリパット」から来ている。
リリパットはおおよそ1920年から1927年にかけ、ドイツのズールにあったヴァッフェンファブリーク・アウグスト・メンツで生産されていた。メンツでは.25ACP弾を用いる類似の拳銃をモデルIとして1925年に販売した。.32ACP弾を使用する拳銃はベホーラ・ピストルとして売り出された。リリパットの全長は10.795cmであり、銃身長は4.445cmである。
この拳銃は4.25mmリリパット弾を使用するため、イギリスでは免許無しに所持できる数少ない拳銃のひとつである[1]。
リリパットはアリステア・マクリーンのいくつかの小説に登場する。ただし、彼はこれを「ルガー・リリパット」と不正確に表記している。
参考文献
[編集]- ^ Firearms Law, Guidance to the Police. Home Office/HMSO London, 2002. Appendix 5, Antique Firearms: Obsolete Calibres