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リンパ小節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リンパ小節(リンパしょうせつ、またはリンパ濾胞(リンパろほう)、: lymph nodule)は、Bリンパ球濾胞樹状細胞: follicular dendritic cell樹状細胞とは無関係[1])から成る、細胞が結節性に集合した領域。胚中心を持たないリンパ小節を一次小節、胚中心を持つリンパ小節を二次小節と呼ぶ。獣医学領域では散在性リンパ組織内のものを指すことが多いが、ヒトではリンパ節などの二次リンパ組織内のものも含む。

リンパ小節を持つ散在性リンパ組織は消化器(腸管関連リンパ組織)、呼吸器、尿生殖器などの壁内に高い頻度で出現する。リンパ小節が単独で存在しているものを孤立リンパ小節、複数のリンパ小節が集合しているものを集合リンパ小節と呼ぶ。

関連項目

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参考文献

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  • 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
  1. ^ Parham, Peter『エッセンシャル免疫学』笹月健彦、メディカル・サイエンス・インターナショナル、2007年。ISBN 978-4-89592-470-2