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リードバック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リードバック
リードバック
リードバック Redunca arundinum
保全状況評価[a 1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ブルーバック亜科 Hippotraginae
: リードバック属 Redunca
: リードバック R. arundinum
学名
Redunca arundinum
(Boddaert, 1785)
和名
リードバック
英名
Common reedbuck
Southern reedbuck

リードバックRedunca arundinum)は、ウシ科リードバック属に分類される偶蹄類

分布

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アンゴラガボンコンゴ民主共和国ザンビアジンバブエスワジランドタンザニア南部、ナミビアボツワナマラウイ南アフリカ共和国モザンビーク[1][2][a 1]

形態

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体長120-160センチメートル[2]。尾長18-30センチメートル[2]。肩高65-105センチメートル[2]体重50-95キログラム[2]。リードバック属最大種[1]。背面の毛衣は灰褐色で、頭部や頸部は黄褐色みを帯びる[2]。耳介の下部、眼の周囲、唇、喉、胴体腹面の毛衣は白い[2]

吻端にある体毛で被われない板状の皮膚(鼻鏡)は盛り上がり、鼻孔よりも前方に突出する[2]。第2、5指趾の蹄(側蹄)は癒合しない[2]。後肢基部内側(鼠蹊腺)に左右に1つずつ(メスは2つずつある個体もいる)臭腺がある[2]

オスは喉に三日月状に灰白色の斑紋が入る[2]。またオスにのみ先端が上方外側へ向かう角がある[2]。角長25-46センチメートル[1][2]。角の表面には10-15個の節がある[2]

生態

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氾濫原などに生息する[1]夜行性[1]。単独やペア、メスと幼獣からなる家族群を形成し生活する[2]。オスは縄張り内に別のオスが近づくと、喉の斑紋を見せて威嚇する[2]

食性は植物食で、などを食べる[2]

繁殖形態は胎生。1回に1頭の幼獣を産む[2]

参考文献

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  1. ^ a b c d e 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社1986年、120、130頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 今泉吉典監修 『世界の動物 分類と飼育7 (偶蹄目III)』、東京動物園協会、1988年、51-52頁。

関連項目

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外部リンク

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  1. ^ a b The IUCN Red List of Threatened Species
    • IUCN SSC Antelope Specialist Group 2008. Redunca arundinum. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.