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ルイス・コンセプシオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルイス・コンセプシオン
基本情報
本名 ルイス・ミゲル・コンセプシオン・モンティエル
通称 El Nica
階級 スーパーフライ級
身長 157cm
リーチ 160cm
国籍 パナマの旗 パナマ
誕生日 (1985-10-06) 1985年10月6日(39歳)
出身地 パナマ県パナマシティ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 50
勝ち 40
KO勝ち 29
敗け 10
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ルイス・ミゲル・コンセプシオン・モンティエルLuis Miguel Concepción Montiel1985年10月6日 - )は、パナマプロボクサーパナマシティ出身。元WBA世界フライ級王者。元WBA世界スーパーフライ級王者。

来歴

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フライ級

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2006年3月21日、パナマシティのセントロ・デ・コンベンシオネス・アトラパでデビュー戦を行い、2回2分55秒TKO勝ちを収めた。

2008年5月7日、パナマシティのセントロ・デ・コンベンシオネス・アトラパでルイス・シンゴ(エクアドル)とWBAフェデボルスーパーフライ級王座決定戦を行い、5回2分24秒KO勝ちを収め王座を獲得した。

2008年7月2日、パナマシティのセントロ・デ・コンベンシオネス・アトラパでウィリアム・デ・ソーサ(パナマ)と対戦し、10回3-0(90-81、88-84、90-80)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2008年8月19日、パナマシティのセントロ・デ・コンベンシオネス・アトラパでファン・エスキエル(メキシコ)とWBAフェデラテンフライ級王座決定戦を行い、5回TKO勝ちを収め王座を獲得した。

2008年11月28日、パナマシティのセントロ・デ・コンベンシオネス・アトラパでノエル・アランブレットベネズエラ)と対戦し、1回2分59秒KO勝ちを収め初防衛に成功した。

2009年2月19日、パナマシティのセントロ・デ・コンベンシオネス・アトラパでサンティアゴ・イバン・アコスタ(アルゼンチン)と対戦10回3-0(108-104、109-103、109-104)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2009年9月5日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランで行われたWBA世界フライ級暫定王座決定戦でオマール・サラド(メキシコ)と対戦し、12回39秒TKO勝ちで王座獲得に成功した[1]

2009年11月27日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランで元IBF世界ミニマム級王者ロベルト・カルロス・レイバ(メキシコ)と対戦し、4回21秒KO勝ちを収め初防衛に成功した。

2010年4月22日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランでエリック・オルティス(メキシコ)と対戦し、4回2分5秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2010年8月14日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランでウィルフレド・バルデス(コロンビア)と対戦し、1回2分27秒KO勝ちを収めた[2]

2010年10月2日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランで元WBA世界フライ級王者でWBA世界フライ級3位のデンカオセーン・カオウィチットタイ)と対戦し、初回に2度ダウンを奪い最後はガードの上に左アッパーを強引に当ててデンカオセーンを失神。1分30秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[3]

2011年1月1日、正規王者亀田大毅の王座返上に伴い、正規王者に認定された。減量苦を理由に王座を返上した亀田に対し「亀田大毅は臆病者。体重が作れないというのは俺との戦いを避けるための言い訳。」とコメントした[4]

2011年4月2日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランでWBA世界フライ級9位のエルナン・マルケス(メキシコ)と対戦し、初回にダウンを奪うも終了間際にダウンを奪われ、その後も3回と10回にダウン。11回開始直後左目が塞がりドクターチェックが入りドクターストップ。11回開始早々ドクターストップによるTKO負けを喫し4度目の防衛に失敗、王座から陥落した[5]

2011年8月11日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランで元WBO世界ミニマム級暫定王者マヌエル・バルガス(メキシコ)と対戦し、初回1分16秒KO勝ちで復帰戦を白星で飾った。

2011年10月29日、メキシコ・ソノラ州エルモシージョのセントロ・デ・ウソス・ムルティプレスでWBA世界フライ級王者エルナン・マルケスと再戦するも、初回に3度ダウンを奪われ試合終了。初回1分49秒KO負けを喫し6ヶ月ぶりの王座返り咲きに失敗した[6]

2012年3月15日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランで行われたWBCラテンアメリカフライ級王座決定戦でオスカー・ガラルド(メキシコ)と対戦し、1回終了時KO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年5月24日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランでオディロン・サレタ(メキシコ)と対戦し、2回1分14秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2012年11月22日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランでパブロ・カリージョ(コロンビア)と対戦し、10回3-0(2者が97-92、99-90)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2013年4月20日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランで行われたWBC世界フライ級シルバー王座決定戦でアヌアル・サラス(コロンビア)と対戦し、6回2分36秒TKO勝ちで王座を獲得した[7]

2013年8月3日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランでオマール・ナルバエスの弟ネストール・ナルバエス(アルゼンチン)と対戦し、5回にダウンを奪ってリードするとナルバエスとのポイント差を広げた。8回にコンセプシオンが減点されるも試合に影響はなく12回3-0(2者が118-108、118-109)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2013年10月19日、アレナ・ロベルト・デュランでカルロス・ルーベン・ダリオ・ルイスと対戦し、10回2分KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

スーパーフライ級

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2015年4月4日、WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラスと対戦するが、12回0-3(2者が111-117、110-118)の判定負けを喫し2階級制覇に失敗した[8]

2015年9月19日、メキシコのエルモシージョのセントロ・デ・ウソス・ムルティプレスでWBA世界スーパーフライ級暫定王者デビッド・サンチェスと対戦し、サンチェスの10回終了時棄権によるTKO勝ちを収め2階級制覇を達成した[9][10]

2015年10月8日、WBAはコンセプシオンをWBAの2015年度9月度の月間優秀選手賞に選出した[11][12]

2015年12月17日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランで元WBA世界フライ級王者でWBA世界スーパーフライ級6位のエルナン・マルケスと対戦予定だったが、前日計量でマルケスが体重超過をした為、コンセプシオンが勝利すれば王座防衛となるがマルケスが勝利した場合は王座が空位となる条件で試合が行われ[13]、コンセプシオンが12回3-0(120-109、2者が120-107)の判定勝ちを収め4年2ヵ月ぶりの再戦で借りを返すと共に初防衛に成功した[14][15]

2016年8月31日、東京都大田区大田区総合体育館で正規王者の河野公平と対戦し、12回3-0(115-113、116-112×2)の判定勝ちを収め王座統一による正規王座獲得に成功した(記録上は暫定王座の2度目の防衛)[16][17][18]

2015年9月15日、WBAはコンセプシオンをWBAの2016年8月度の月間MVPに選出した[19][20]

2016年12月10日、マンチェスター・アリーナでWBA世界スーパーフライ級10位のカリッド・ヤファイと対戦し、3度目の防衛を目指す予定だったが前日計量でコンセプシオンがスーパーフライ級の規定体重である115ポンド(52.16kg)を2.4ポンド(1.08kg)超過し王座を剥奪され、ヤファイが114.5ポンド(51.93kg)を計測し前日計量をクリアした為、コンセプシオンが勝てば王座は空位となりヤファイが勝てば新王者となる条件で試合は行われ、12回0-3(108-120×2、110-117)の判定負けを喫しヤファイに王座を明け渡した[21][22][23]

フライ級復帰

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2020年2月7日、パナマシティのアレナ・ロベルト・デュランでWBA世界フライ級4位のロベルト・バレラとWBA世界フライ級暫定王座決定戦を行い、11回2分38秒TKO勝ちを収め王座返り咲きに成功した[24][25][26]

2021年8月25日、WBAは暫定王座を廃止すると共に指名挑戦権を付与する措置を行った[27]

2021年11月20日、キーウでWBA世界フライ級王者のアルテム・ダラキアンと対戦し、9回41秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[28]

獲得タイトル

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  • WBAフェデボルスーパーフライ級王座
  • WBAフェデラテンフライ級王座
  • WBA世界フライ級暫定王座(防衛3→正規王座認定)
  • WBA世界フライ級王座(防衛0)
  • WBCラテンアメリカフライ級王座
  • WBC世界フライ級シルバー王座
  • WBA世界スーパーフライ級暫定王座(防衛2→正規王座認定)
  • WBA世界スーパーフライ級王座(防衛0)
  • WBA世界フライ級暫定王座(防衛0=廃止)

脚注

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  1. ^ コンセプシオンが暫定王者に WBAフライ級 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年9月6日
  2. ^ モレノ、セルメーニョを2-1撃退 ゴロフキン初回戴冠 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年8月15日
  3. ^ デンガオセーン90秒KO負け パナマのKOドラッグ興行 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年10月5日
  4. ^ Concepción: Kameda es un cobarde NotiFight 2011年1月5日
  5. ^ コンセプション負けた! マルケス倒し勝ち新王者 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年4月4日
  6. ^ “タイソン”マルケス、電撃KO勝ち WBAフライ級 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年10月30日
  7. ^ Concepción derrotó a Salas en Panamá NotiFight 2013年4月20日
  8. ^ クアドラスが快勝 WBC・S・フライ級V3 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年4月5日
  9. ^ Luis Concepcion Upsets David Sanchez WBA公式サイト 2015年9月20日
  10. ^ コンセプシオンTKO勝ち、WBA・SF級暫定王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月20日
  11. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年10月8日
  12. ^ WBAで暫定王者が2人!? 月間MVPはメイウェザー Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月10日
  13. ^ Concepcion-Marquez weights from Panama”. Fightnew.com (2015年12月6日). 2015年12月26日閲覧。
  14. ^ Sweet Revenge: Concepcion Defeats Marquez WBA公式サイト 2015年12月18日
  15. ^ コンセプシオンが雪辱防衛、バァトはソリスに敗れる Boxing News(ボクシングニュース)2015年12月18日
  16. ^ Concepcion wins WBA 115lb belt from Kono Fightnews.com 2016年8月31日
  17. ^ Concepcion Edges Kono to Win Title WBA公式サイト 2016年8月31日
  18. ^ 河野公平が王座陥落、コンセプシオンに判定負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月31日
  19. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年9月15日
  20. ^ TV『復活をかけた男たち』、田口良一が月間準MVP Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月17日
  21. ^ Quigg stops Cayetano; Yafai beats Concepcion to claim WBA superfly belt Archived 2016年12月20日, at the Wayback Machine. Fightnews.com 2016年11月10日
  22. ^ Yafai Defeats Concepcion to Win Vacant WBA Title WBA公式サイト 2016年12月11日
  23. ^ ジョシュアがクチリコ戦へ、ヤファイWBA・SF級王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月11日
  24. ^ Concepcion Stops Barrera in Eleventh; Claims WBA Interim Title Boxing Scene.com 2020年2月8日
  25. ^ Concepción Knocks out Barrera in Panamá and becomes World Champion for the third time WBA公式サイト 2020年2月8日
  26. ^ コンセプシオン、マテロンがWBA暫定王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2020年2月8日
  27. ^ WBA Eliminates Interim Titles Effective Immediately”. Boxingscene. 2021年8月25日閲覧。
  28. ^ Artem Dalakian Breaks Down, Drops, Stops Luis Concepcion in Nine”. Boxing Scene.com (2021年11月20日). 2021年12月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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暫定王座決定戦 対戦者
オマール・サラド
WBA世界フライ級暫定王者
2009年9月5日 - 2011年1月1日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
亀田大毅
WBA世界フライ級王者

2011年1月1日 - 2011年4月2日

次王者
エルナン・マルケス
前暫定王者
デビッド・サンチェス
WBA世界スーパーフライ級暫定王者
2015年9月19日 - 2016年8月31日
次暫定王者
王座統一戦により消滅
前王者
河野公平
WBA世界スーパーフライ級王者

2016年8月31日 - 2016年12月9日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
カリッド・ヤファイ
暫定王座決定戦 対戦者
ロベルト・バレラ
WBA世界フライ級暫定王者
2020年2月7日 - 2021年8月25日(廃止)
次暫定王者
暫定王座廃止により消滅