ルイス・バラガン邸と仕事場
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英名 | Luis Barragán House and Studio | ||
仏名 | Maison-atelier de Luis Barragán | ||
面積 |
0.1161 ha (緩衝地域 22.943001 ha) | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1), (2) | ||
登録年 | 2004年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
使用方法・表示 |
ルイス・バラガン邸と仕事場(Casa Estudio Luis Barragán)は、20世紀メキシコを代表する建築家の一人であるルイス・バラガンが、後半生を過ごした自宅兼仕事場である。2004年に、ユネスコの世界遺産に登録された。
ルイス・バラガンは、1939年頃にメキシコシティ郊外に土地を購入し、その一部に1948年に自宅兼仕事場を建てた。フランシスコ・ラミレス将軍通りの12番地と14番地に位置し、12番地は仕事場、14番地は自宅に当たる。それぞれの建物は結ばれているが、通りに面した入り口もそれぞれについている。
コンクリート作りの三階建てで、総面積は1161 m2 である(これがそのまま世界遺産としての登録範囲になった)。彼の建築は内部空間の使い方や庭園に特色があり、伝統とモダニズム建築を融合させたそのスタイルは、他の建築家たちにも影響を及ぼした。
バラガンは1988年にこの邸宅で亡くなった。同じ年には、邸宅部分(14番地)が国の芸術的記念物(National Artistic Monument)に指定されている。現在の所有権は、ハリスコ州政府とバラガン財団(Fundación de Arquitectura Tapatía Luis Barragán)にある。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]- ルイス・バラガン
- 世界遺産に登録された20世紀の邸宅
- トゥーゲントハット邸(チェコ)
- シュレーダー邸(オランダ)
- 建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群 (ブリュッセル)(ベルギー)