ルイブノエ
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座標: 北緯54度44分 東経39度31分 / 北緯54.733度 東経39.517度
ルイブノエ(ルィーブノイェ、ロシア語: Ры́бное; Rybnoye)は、ロシア連邦のリャザン州にある町。人口は2万1069人(2021年)[1]。州都リャザンから北西へ18キロメートル。オカ川の右支流ヴォージャ川(Вожа)沿いに建つ。
歴史
[編集]ルイブノエは、1597年の記録に「ルイビノ」(Рыбино)という名の村として初出している。ルイビノという地名は、ロシア語で魚を意味するルィーバから来たとされる。
19世紀末に鉄道が開通するとともに村は大きくなり、1947年には都市型集落の地位を、1961年には市の地位を得た。
文化
[編集]ルイブノエには歴史博物館があるほか、近隣の村コンスタンチノヴォには詩人セルゲイ・エセーニン(1895年-1925年)の生地であることを記念する博物館がある。
ルイブノエには馬の品種改良に関する科学研究所や、養蜂に関する研究所などが立地している。
経済・交通
[編集]ルイブノエには1864年にモスクワ・リャザン間の鉄道が開通し、鉄道駅も開業した(モスクワからの距離は180km)。駅には大きなヤードや工場があり、これが町の主な産業ともなっている。その他、周囲の農産物を利用する食品工業もある。
モスクワ=リャザン=タンボフ=ヴォルゴグラード=アストラハンを結ぶM6幹線道路はルイブノエを通っている。
脚注
[編集]- ^ “CITY POPULATION”. 19 May 2023閲覧。