ルイヨウボタン属
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ルイヨウボタン属 | ||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Caulophyllum Michx. | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
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ルイヨウボタン属(ルイヨウボタンぞく、学名:Caulophyllum、和名漢字表記:類葉牡丹属)はメギ科の属の一つ[1]。
特徴
[編集]多年草。太い地下茎が横にはい、ひげ根がはえ、古い茎の基部が残る。茎の基部には根出葉はなく、鱗片葉がある。茎につく葉はふつう2個あり、茎の上部で互生する。葉は2-3回3出複葉で、短い葉柄があるか、またはない。花序は茎の先端か葉腋から集散状につく。外萼片は3-6個あり、花時には落ちる。内萼片は6個で黄緑色の花弁状になる。蜜腺をもつ花弁は6個で小さい。雄蕊は6個、葯は外側を向く。雌蕊は1個で、胚珠は2個。花後、心皮は発達せずに脱落し、種子が裸出して液果状になり、発達した珠柄がある[1]。
東アジアに1種、北アメリカに2種分布し、日本には1種が生育する[2]。
種
[編集]日本に分布する種
[編集]- ルイヨウボタン Caulophyllum robustum Maxim. -日本のほか、樺太、ウスリー、朝鮮、中国に分布
その他の種
[編集]- Caulophyllum giganteum (Farw.) H.Loconte & W.H.Blackw. -北アメリカ大陸東部に分布
- Caulophyllum thalictroides (L.) Michx. -北アメリカ大陸東部に分布
ギャラリー
[編集]-
Caulophyllum robustum
ルイヨウボタン -
Caulophyllum giganteum
-
Caulophyllum thalictroides
脚注
[編集]- ^ a b 『日本の野生植物 草本II離弁花類』p.89
- ^ Caulophyllum, The Plant List
参考文献
[編集]- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本II離弁花類』、1982年、平凡社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- Caulophyllum, The Plant List