ルイ・デシャン
ルイ・デシャン Louis Deschamps | |
---|---|
1887年の雑誌に掲載された肖像写真 | |
生誕 |
1846年5月25日 フランス、モンテリマール |
死没 |
1902年8月8日 (56歳没) フランス、モンテリマール |
ルイ・アンリ・デシャン(Louis Henri Deschamps、 1846年5月25日 - 1902年8月8日)は、フランスの画家である。フランス南東部のモンテリマール出身の画家で[1][2]で、おもに風俗画、人物画を描いた。
略歴
[編集]フランス南東部のモンテリマールで生まれた。幼い頃から絵の才能を示し、モンテリマールで学んだ後、リヨン国立高等美術学校でミシェル・デュマ(Michel Dumas:1812-1885)やジャン=マリー・レニエ(Jean-Marie Reignier: 1815-1886)に学んだ後、1872年になってパリ国立高等美術学校に入学し、アレクサンドル・カバネルの学生になった。パリのサロンに1872年から出展し、サロンが民営化されると国民美術協会の展覧会に1900年まで出展し、ボルドーの美術愛好者協会の展覧会にも出展した[3] 。1877年にサロンで銅メダルを受賞し、1889年のパリ万国博覧会の展覧会でもメダルを受賞した。1892年にレジオンドヌール勲章(シュバリエ)を受勲した。
パリで活動した間も毎年数か月を故郷のモンテリマールで過ごした。1900年のパリ万国博覧会の展覧会で金メダルを受賞した後体調を崩し、モンテリマールに引退した後、1902年にモンテリマールで亡くなった[4]。
アカデミック美術のスタイルで農村の人々の日常生活を描いた。
美術教師としても働き、デシャンが教えた画家にはウィリアム・マーシャル・ブラウン(William Marshall Brown: 1863–1936)やフローレンス・マックービン(Florence MacKubin: 1857–1918)、フランシス・キャロライン・フェアマン(1839-1923)、ハリエット・ハルヘッド(Harriet Halhed: 1850–1933)、アリス・ストーン(Alice Stone: 1859-1952)といった英語圏の画家たちや、モンテリマール出身のルイ・ディスクール(Louis Discours: 1870-??)やシャルル・ドリヴォン(Charles Drivon: 1860-??)らがいる。
作品
[編集]-
フレデリック・ミストラルの詩「ミレイユ」から (1881)
Calvet Museum -
鶏舎で
アルゼンチン国立美術館 -
若い母親
アルゼンチン国立美術館
参考文献
[編集]- ^ Dictionary of Artists, Emmanuel Bénézit · 2006
- ^ “Nos peintres et sculpteurs, graveurs, dessinateurs : Portraits et biographies suivis d'une notice sur les Salons français depuis 1673, les Sociétés de Beaux-Arts, la Proriété aertistique, etc” (1897年). 2024年10月30日閲覧。
- ^ Who's who in Art, Bernard Dolman · 1958
- ^ Des amitiés modernes: de Rodin à Matisse: Carolus-Duran et la Société nationale des beaux-arts 1890-1905, Bruno Gaudichon · 2003