英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区
数学において、ルジャンドルの関係式(Legendre relation)は第一種完全楕円積分と第二種完全楕円積分の間に成立する恒等式である。
完全楕円積分の導関数
から、微分方程式
が得られるが、ここで k ′ = 1 − k 2 {\displaystyle k'={\sqrt {1-k^{2}}}} とすれば
であるから K ′ ( k ) = K ( k ′ ) {\displaystyle K'(k)=K(k')} も同じ微分方程式の解になる。 Y ( k ) = k ( 1 − k 2 ) K ( k ) {\displaystyle Y(k)={\sqrt {k(1-k^{2})}}K(k)} とすれば
となり、 Y ′ ( k ) = k ( 1 − k 2 ) K ′ ( k ) {\displaystyle Y'(k)={\sqrt {k(1-k^{2})}}K'(k)} も同様である。故に
であるから
が成立する。積分して整理すると
となり、これに
を代入すると
が得られる。不完全楕円積分の極限を用いて
が得られる。
この項目は、解析学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:数学/Portal:数学)。