ルッス
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ルッス (Lussu) は、サルデーニャ南西部の平野であるカンピダーノを起源とする、イタリア語の姓のひとつ[1]。
派生した姓として、デルッス (Delussu)、デ・ルッス (De Lussu)、ルッツ (Lutzu)、ルッソ (Lusso) がある[1]。
この姓は、ラテン語の古代ローマの人名における男性の個人名(プラエノーメン)であるルキウス (Lucius) に由来するか、「贅沢」を意味するラテン語の名詞「luxus」ないしサルデーニャ語の「lussu」に由来するか、あるいはまた、地名であるサントゥ・ルッスルジュ (Santu Lussurgiu) ないしルッス (Lussu) に由来するものであるかもしれない[1]。
おもな人物
[編集]- アンドレア・ルッス (it:Andrea Lussu)(16世紀 - 1627年)- イタリアの画家
- エミリオ・ルッス(1890年 - 1975年)- イタリアの政治家、作家、軍人
- ジョイス・ルッス (it:Joyce Lussu)(1912年 - 1988年)- 出生名ジョコンダ・ベアトリーチェ・サルヴァドーリ・パレオッティ (Gioconda Beatrice Salvadori Paleotti):イタリアの作家、パルチザン、エミリオの妻
- セルジオ・ルッス (it:Sergio Lussu)(1930年 - )- イタリアの諷刺画家
脚注
[編集]- ^ a b c Concas, Giuseppe (2011年6月3日). “Le origini dei cognomi”. nominis.net. 2011年9月2日閲覧。