ルドラヴァルマン1世
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ルドラヴァルマン1世 रुद्रवर्मन् १ | |
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チャンパ王 | |
在位 | 529年 - 565年 |
死去 |
565年? |
王朝 | 第4王朝 |
ルドラヴァルマン1世(サンスクリット語: रुद्रवर्मन् १, ラテン文字転写: Rudravarman I, 生年不詳 - 565年?)は、チャンパ王国(林邑国)第4王朝の初代国王(在位:529年 - 565年[1])。『梁書』では高式律陁羅跋摩(ベトナム語: Cao Thức Luật Đà La Bật Ma)、『南史』では高戍律陀羅跋摩(ベトナム語: Cao Thú Luật Đà La Bật Ma)と記される。
生涯
[編集]マノラタヴァルマンの外孫[1]。バラモンの子であった[2]が、ヴィジャヤヴァルマンの死後に即位した。
530年7月26日、南朝梁に遣使して[2]武帝より持節・都督縁海諸軍事・綏南将軍に任じられ、林邑王に封じられた。534年8月18日[2]と542年にもまた梁に遣使した。543年4月に李賁の支配する徳州に侵攻したが、その部将の范修に九徳郡で撃退された[2]。
その治世にバドラヴァルマン1世が建てたシュリーシャーナヴァドレーシュヴァラのヴァドレーシュヴァラ廟が焼失している[2][3]。ルドラヴァルマン1世の死後、王位は子のシャンブヴァルマンが継承した[2]。
出典
[編集]参考資料
[編集]- George Cœdès (May 1, 1968). The Indianized States of South-East Asia. University of Hawaii Press. ISBN 978-0824803681
- Sailendra Nath Sen (1999). Ancient Indian History and Civilization. New Age Internationalisbn=978-8122411980
- Geetesh Sharma (2010). Traces of Indian Culture in Vietnam. Rajkamal Prakashan. ISBN 978-8190540148
- 『梁書』巻三 本紀第三 武帝下
- 『梁書』巻五十四 列伝第四十八 林邑国
- 『南史』巻七 梁本紀中第七 武帝下
- 『南史』巻七十八 列伝第六十八 林邑国
- 『大越史記全書』外紀巻之四 前李紀 前李南帝
- 『冊府元亀』巻九百六十三 封冊第一
- 『冊府元亀』巻九百六十八 朝貢第一