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ルネッサンス (ライオネル・リッチーのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ルネッサンス』
ライオネル・リッチースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル R&Bアダルト・コンテンポラリー
時間
レーベル アイランド・レコード
プロデュース スキップ・ミラー(エグゼクティヴ)
ブライアン・ラウリング、マーク・テイラー(#1, #3, #7, #12, #13, #14)
ライオネル・リッチー、ジョー・ウルフ(#2, #6, #10)
ウォルター・アファナシェフ(#4)
ロドニー・ジャーキンス(#5)
ライオネル・リッチー、ロイド・トルバート(#8)
フレッド・ジャーキンス(#9)
ダリル・シモンズ(#11)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(ドイツ[1]
  • 5位(オーストリア[2]
  • 6位(イギリス[3]、スイス[4]
  • 10位(オランダ[5]
  • 24位(ノルウェー[6]
  • 26位(デンマーク[7]
  • 27位(イタリア[8]
  • 30位(ベルギー・フランデレン地域[9]
  • 36位(フランス[10]
  • 45位(スウェーデン[11]
  • 62位(アメリカ[12]
  • ライオネル・リッチー アルバム 年表
    タイム
    (1998年)
    ルネッサンス
    (2000年)
    アンコール:ベスト・ライヴ
    (2002年)
    テンプレートを表示

    ルネッサンス』(Renaissance)は、アメリカ合衆国R&B歌手ライオネル・リッチー2000年に発表した、ソロ名義では6作目のスタジオ・アルバム

    シェールの大ヒット曲「ビリーヴ」を手掛けたブライアン・ラウリングとマーク・テイラーが、「エンジェル」等6曲(アメリカ盤では4曲)をプロデュースした[13]

    反響・評価

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    母国アメリカでは大きな成功に至らず、総合アルバム・チャートのBillboard 200で62位、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートで54位に終わった[12]。一方、ドイツでは49週にわたってチャート入りし、最高3位を記録する大ヒットとなった[1]。また、全英アルバムチャートでは6位に達し、コンピレーション・アルバム『トゥルーリー』(1997年リリース)以来の全英トップ10アルバムとなった[3]

    Liana Jonasはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「楽曲に面白味がなく、例えば"Angel"に見られるように、リッチーの声が音楽と噛み合っていない場面が多い」と評している[14]。また、エド・パワーは『デイリー・テレグラフ』の企画「Lionel Richie: his 20 best songs」において本作を「大勢のプロデューサーやエンジニアが、この歌手のサウンドを、やたらとコンテンポラリーかつ鋭くしようとしたように思える」と評する一方、収録曲「エンジェル」を19位に選出し「彼が1980年代に送り出した作品にあった、安定感とミラーボール的な魅力を思い起こさせる」と評している[15]

    収録曲

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    特記なき楽曲はライオネル・リッチー、ポール・バリー、マーク・テイラーの共作。7. 12. 15.は日本盤ボーナス・トラック

    1. エンジェル "Angel (Metro mix album version)" – 4:15
    2. シンデレラ "Cinderella" (Lionel Richie, Joe Wolfe) – 3:42
    3. テンダー・ハート "Tender Heart" (L. Richie, Paul Barry, Billy Lawrie) – 4:28
    4. ダンス・ザ・ナイト・アウェイ "Dance the Night Away" (L. Richie, Walter Afanasieff) – 5:08
    5. トゥナイト "Tonight" (Rodney Jerkins, Fred Jerkins III, L. Richie, LaShawn Daniels) – 4:32
    6. ハウ・ロング "How Long" (L. Richie) – 3:55
    7. シャウト・イット・トゥ・ザ・ワールド "Shout It to the World" – 4:37
    8. ドント・ユー・エヴァー・ゴー・アウェイ "Don't You Ever Go Away" (L. Richie, Lloyd Tolbert) – 4:13
    9. ウェイステッド・タイム "Wasted Time" (F. Jerkins III, L. Daniels, L. Richie, Harvey Mason, Jr.) – 4:07
    10. ピース・オブ・マイ・ハート "Piece of My Heart" (L. Richie, J. Wolfe) – 4:15
    11. イット・メイ・ビー・ザ・ウォーター "It May Be the Water" (L. Richie, Daryl Simmons) – 4:56
    12. ジャスト・キャント・セイ・グッドバイ "Just Can't Say Goodbye" – 4:08
    13. ヒア・イズ・マイ・ハート "Here Is My Heart" – 4:03
    14. ドント・ストップ・ザ・ミュージック "Don't Stop the Music" – 4:28
    15. エンジェル(ブーギーマン・リミックス) "Angel (Boogieman remix extended)" – 6:43

    シングル

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    本作からのシングルのチャート最高順位を示す。

    タイトル チャート 最高順位
    エンジェル アメリカ(Billboard Hot 100[12] 70
    アメリカ(アダルト・コンテンポラリー)[12] 4
    アメリカ(ダンス・ミュージック/クラブ・プレイ・シングル)[12] 32
    イギリス[16] 18
    ドイツ[17] 9
    ドント・ストップ・ザ・ミュージック イギリス[16] 34
    ドイツ[17] 68
    テンダー・ハート イギリス[16] 29
    シンデレラ ドイツ[17] 74

    参加ミュージシャン

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    • ライオネル・リッチー - ボーカルローズ・ピアノ
    • マーク・テイラー - キーボード、プログラミング、ストリングスアレンジ
    • ジョー・ウルフ - キーボード、ドラムス&パーカッション・プログラミング
    • ウォルター・アファナシェフ - キーボード、シンセサイザー&リズム・プログラミング
    • ロイド・トルバート - キーボード、プログラミング
    • マイケル・ボディッカー - キーボード
    • ダリル・シモンズ - キーボード、バックグラウンド・ボーカル
    • ドリアン・ダニエルズ - キーボード
    • ジェリー・ピータース - ピアノ、ストリングス・アレンジ
    • アダム・フィリップス - ギター
    • ポール・ジャクソン・ジュニア - ギター
    • マイケル・ランドウ - ギター
    • ディーン・パークス - ギター
    • ジョン・クラーク - ギター
    • ポール・バリー - アコースティック・ギター
    • アレックス・アル - ベース
    • リッキー・マイナー - ベース
    • ロニー・ギャレット - ベース
    • ウィンストン・ビセット - ベース
    • リッキー・ローソン - ドラムス
    • タク・ヒラノ - パーカッション
    • ルイス・コンテ - パーカッション
    • スネイク・デイヴィス - サクソフォーン
    • ジョン・サーケル - トランペット
    • レイモンド・ブラウン - ホーン・アレンジ
    • ロビン・スミス - ストリングス・アレンジ
    • トレイシー・アカーマン - バックグラウンド・ボーカル
    • ジェラルド・コックス - バックグラウンド・ボーカル
    • Jared Douglas - バックグラウンド・ボーカル
    • クレイトーヴェン・リチャードソン - バックグラウンド・ボーカル
    • スカイラー・ジェット - バックグラウンド・ボーカル
    • Conesha Monet - バックグラウンド・ボーカル
    • LaShawn Daniels - バックグラウンド・ボーカル
    • アンディ・ブラックウッド - バックグラウンド・ボーカル
    • シルヴィア・メイソン・ジェームズ - バックグラウンド・ボーカル
    • デメトリウス・ハーヴェイ - バックグラウンド・ボーカル

    脚注・出典

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