ルーベナール
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ルーベナール(フラマン語: Leuvenaar/Leauvenaar)は、ベルギーにかつて存在した、黒い中型の牧羊犬である[1]。名前は「ルーヴェンの犬」という意味で、ブラバント地方に広く見られたという[2]。
ルーベナールは一説では、スキッパーキの祖先と考えられている[1][2][3]。また、ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールの祖先ともなったという説もある[1][2]。その説によれば、小さめのルーベナールが改良されて作られたのがスキッパーキであり、大きめのものが大型化されたのがグローネンダールという[1][2]。
詳細は不明だが、体重10〜12kgの中型の犬で、黒い被毛を持ち、立ち耳のオオカミに似た容姿であったという[2]。家畜の番やさまざまな仕事をこなす牧羊犬として用いられた[2]。