コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

レインボーファミリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レインボーファミリー
Rainbow Family Osaka
対象
分類 市町村のマスコットキャラクター
モチーフ 公共交通機関
指定日 2003年8月2日
備考 チカパパ、バスママ、トラムクン、アカバスチャンの4人家族
テンプレートを表示

レインボーファミリーは、かつて大阪府大阪市にあった大阪市交通局マスコットキャラクターである。

概要

[編集]
レインボーファミリーが描かれた旧・一日乗車券(2011年10月1日廃止)

2003年(平成15年)8月2日に行われた「市営交通100周年記念フェスティバル」会場にて初登場したキャラクターである。 レインボーファミリーは4人のキャラクターで構成されているのが特徴であり、大阪市営地下鉄チカパパ大阪市営バスバスママニュートラムトラムクン赤バスアカバスチャンが存在する[1]。 各キャラクターのデザインは大阪市交通局の公共交通機関モチーフにしていることから、バスママとアカバスチャンには大阪市の市章である澪標のデザインも再現されている。

レインボーファミリーは長年、大阪市交通局の広報活動を行っていたが、2011年(平成23年)9月12日より後継のマスコットキャラクター「にゃんばろう」が登場しており、それに替わるかたちで消滅した。このため、2013年(平成25年)度の「第2回大阪市交通局オリジナルグッズ企画コンペティション」では、デザインにレインボーファミリーを使用することを不可としている[2]

にゃんばろう登場以降はレインボーファミリーの扱いに関する大阪市交通局からのアナウンスはなく、2014年(平成26年)現在、大阪市交通局の公式ウェブサイト内にはレインボーファミリーの公式サイトは存在しない。なお、ウェイバックマシンのアーカイブ分からは一部参照可能ではある。

かつては、レインボーファミリーがデザインされたエンジョイエコカードおよびレインボーカード[3]や、グッズ(後述)などが販売されていた。

歴史

[編集]
  • 2003年(平成15年)
  • 2011年(平成23年)9月12日 - 後継のマスコットキャラクター「にゃんばろう」が登場したのに伴い、活動終了。

プロフィール

[編集]

各キャラクターのプロフィールは下記の通り[5]

チカパパ
  • 続柄 - 父。
  • 特技 - スピードと正確さ。
  • 性格 - 時間に遅れるのが嫌い。いつも笑っている。
  • モットー - 平常心。
  • 尊敬する人 - 発明王トーマス・エジソン
バスママ
  • 続柄 - 母。
  • 特技 - 地理に関するチカパパ以上の知識。車内アナウンスは日本一。
  • 性格 - ちょっとのんびり屋さん。
トラムクン
  • 続柄 - 兄。
  • 特技 - ゴムタイヤのソフトな走り。
  • 性格 - アカバスチャンをよく可愛がる。まだまだ走り足りない。
  • 趣味 - 休日は大阪南港で釣り。
アカバスチャン
  • 続柄 - 弟。
  • 特技 - 小回りの利く走り。
  • 性格 - 困っている人がほっとけない。照れると赤くなる。
  • 将来の夢 - 大きなバス電車になりたい。

グッズ

[編集]

※現在は販売終了している。

脚注

[編集]
  1. ^ 壁紙(大阪市交通局)”. 2011年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月22日閲覧。
  2. ^ 平成25年度第2回大阪市交通局オリジナルグッズ企画コンペティション” (PDF). 大阪市交通局 (2013年6月6日). 2014年10月20日閲覧。
  3. ^ 平成17年度発売カード - 大阪市交通局
  4. ^ a b アルバム(大阪市交通局)”. 2008年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月22日閲覧。
  5. ^ レインボーファミリー - PICURI.
  6. ^ a b キャラクター&グッズ(大阪市交通局)”. 2005年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月22日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]