レゴ マスターズ
『レゴ マスターズ』は、レゴとバニジェイおよびチューズデイズチャイルドが共同所有し、世界各国で放送されているリアリティコンペ番組。
概要
[編集]2017年にチャンネル4で元祖版が放送。のちに2020年には米フォックスで、以降世界18か国で放送されている、日本では、TBSテレビの制作による「日本版」が、『レゴ マスターズ JAPAN』というタイトルで2023年に初めて放送。
競技は指定された課題を作り上げ、専門審査員による審査で次のラウンドに進出。最終的に優勝者が賞金及びレゴマスターの称号が与えられる。
日本版
[編集]2023年5月27日から同年8月5日までの期間に、TBSテレビが『レゴ マスターズ JAPAN』というタイトルで(全国ネット向けの特別番組『音楽の日』を14:00から8時間近く編成していた7月15日を除く)土曜日の16:30 - 17:00に放送。ももいろクローバーZの百田夏菜子がMC、TBSテレビアナウンサーの井上貴博が進行役を務めている[1]。
日本版では、出場資格を2023年4月1日の時点で日本国内に居住している中学生以上の男女に設定。2名1組で出場することや、「レゴブロックが大好き」であることを条件に定める一方で、レゴブロックだけで作品を造り上げる「ビルダー」としての経験を問わなかった。実際には、日本版の番組公式サイトで応募を受け付けた後に、応募者全員に対する「リモート選考」を実施。さらに、この選考に残った20組(総勢40名)から、2つのテーマに沿った作品を造らせる「オーディション」で上位に入った12組(総勢24名)を「本選」へ進出させた。ちなみに、「オーディション」と「本選」は、2023年4 - 6月に東京の近郊で収録されている[2]。
「本選」は、「ファースト」「セミファイナル」「ファイナル」という3段階のラウンドで構成。「ファーストラウンド」では、「本選」への出場権を得た12組を「Aブロック」「Bブロック」(各6組)に分けたうえで、各ブロックの上位3組(総勢6組)を「セミファイナルラウンド」へ進出させた。「セミファイナルラウンド」では、上位3組に「ファイナルラウンド」への出場権を与える一方で、残り3組を対象に「敗者復活戦」を実施。上記のラウンドと趣を異にした(「制限時間以内にレゴブロックを最も高く積み上げる」という)ミッションを達成した1組に「ファイナルラウンド」への出場を認めた。
なお、「ファイナルラウンド」で勝利した組(優勝者)には、「日本一のレゴマスター」という称号と賞金50万円を贈呈[1]。放送上は10回シリーズの関東ローカル番組で、第9回(2023年7月29日)と最終回(8月5日)の放送を「ファイナルラウンド」に充てた。その一方で、TVerでは全回を通じて、放送済みの本編動画を放送の直後から1週間限定で配信している。
スタッフ
[編集]- ナレーション:江藤愛(TBSテレビアナウンサー)
- 構成:久保田将貴
- 編成:パリーク亜門
- 宣伝:小山陽介、村井彩乃
- 営業:吉田明弘、櫻井裕介
- 協力:レゴジャパン、東京オフラインセンター、オムニバス・ジャパン
- TM:八木真
- PM:公文大輔
- ロケTD:望月浩二郎
- スタジオTD:中村年正
- カメラ:水崎雄太
- VE:對間敏文
- 照明:高松優
- 音声:井上奈央子
- 編集:高橋勇志
- MA:轉石裕治
- 音効:鈴木瑞穂
- TK:常藤直子
- CG:岡翔三郎、西夏央、周防美咲
- 美術プロデューサー:小栗綾介
- 美術デザイナー:松永陽登
- 美術ディレクター:宮本さつき
- 装置:相良比佐夫
- 操作:佐藤謙紫朗
- 電飾:田谷尚教
- アクリル装飾:森美男
- ヘアメイク:近藤見紀、岩出歩未
- ディレクター:中山暢浩・金子大輔(ともにTBS SPARKLE)、浅野純也、福岡蓮太
- AD:絹川亜里紗、早乙女莉沙、伊藤梓紀
- 制作協力:TBS SPARKLE
- 担当プロデューサー:福濱和美・渡部織映(ともにTBS SPARKLE)/藤田修平
- AP:竹原由利子、松本莉緒
- プロデューサー:麻生邦浩
- 総合演出:香西康位
- 制作:TBSテレビコンテンツ制作局バラエティ制作
- 製作著作:TBS
脚注
[編集]- ^ a b “TBS新番組「レゴ マスターズJAPAN」ももクロ百田夏菜子がMC、進行は井上貴博アナ”. 日刊スポーツ. (2023年5月20日) 2023年7月25日閲覧。
- ^ "『レゴ マスターズJAPAN』をTBSにて放送決定!世界18ヶ国で放送されている番組が日本初上陸" (Press release). レゴジャパン株式会社. 20 March 2023. 2023年7月25日閲覧。