レディパール
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ジャンル | ロールプレイングゲーム |
---|---|
対応機種 | Microsoft Windows 98/XP |
開発元 | 紫部唯 |
人数 | 1人 |
メディア | ダウンロードゲーム |
発売日 |
2003年12月8日 (テスト版:同年10月30日) |
最新版 | 08/ 2004年10月3日 |
エンジン | RPGツクール2000 |
その他 |
フリーウェア(公開終了) 要RPGツクール2000 RTP FREE GAME AWARDS 2004入賞作 |
『レディパール』(LADY PEARL)は、RPGツクール2000製のロールプレイングゲームである。2003年12月8日にフリーウェアとして公開され、2006年7月22日に配信を終了した。2004年のFREE GAME AWARDSでは、読者投票によって本作が入賞している[1]。
内容と制作背景
[編集]「八宝珠」とも称される伝説の宝珠「レディパール」を探すために、主人公イドリーの一行が旅をするというストーリーのファンタジー作品である。作中にはASE(Another Sight Event)と称されるシステムが存在し、別の場所において行動している他のキャラクターのイベントを見ることができる。
作者である紫部唯は、2000年に放送されたテレビドラマ『モナリザの微笑』から着想を得たのが制作のきっかけであると述べている。もともとはコンテストパークや「ゲーム甲子園」への応募を想定した作品であったという[要出典]。
登場人物
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- イドリー
- 美術品の競売などを行う「アリスグループ」に所属する女性。本作の主人公。
- エリア
- 序盤からイドリーに同行する少女の一人。戦闘の際には歌を用いる。レベルアップで新たな技を覚える他のキャラクターとは異なり、イベントによって新たな歌を習得する[2]。
- クルジュ・メイジャーノン[3]
- 序盤からイドリーに同行する少女の一人。「クー」と呼ばれる。銃と魔法を用いて戦う。戦闘にも強い元気な性格であるが、暴走気味でもある[2]。
評価
[編集]ふりーむのレビュー記事では、「ストーリーが秀逸」であり「物語にのめりこんでいくような演出になっている」と評され、「登場するキャラクターの個性豊かさ」についても評価された。一方「サブシナリオのASEシステムと、強制イベントの区別が曖昧な部分」があるとの指摘もあった[4]。
ベクターの「新着ソフトレビュー」では、「コミカルさとシリアスさが入り交じったストーリーと、個性的なキャラクタが魅力的」「イベントやアイテムが豊富で、プレイヤーを飽きさせないための工夫が詰め込まれている」と評価され、「ストーリー展開にスピード感があり、とにかく目が離せない」とも評されている[2]。
掲載誌
[編集]雑誌
[編集]- 『ネットランナー』2004年10月号、ソフトバンククリエイティブ。
- 『PC Japan』2005年1月号、ソフトバンククリエイティブ。
ムック
[編集]- 『タダで楽しむ!最強ゲーム100 Windows Vol.2』インフォレスト、2004年3月。ISBN 978-4-902566-10-9
- 『フリーゲームマニアックス vol.2』晋遊舎、2004年7月。ISBN 978-4-88380-422-1
- 『WindowsXPworld vol.5』IDGジャパン、2004年7月。ISBN 978-4-87280-218-4
- 『Windowsでゲームざんまい 2005』ローカス、2004年12月。ISBN 978-4-89814-565-4
- 『タダで遊ぼう!無料ゲーム傑作大全』桃園書房、2005年1月。ISBN 978-4-8078-4007-6
- 『タダで遊べる!Windowsゲーム大集合 2005-2006』ローカス、2005年8月。ISBN 978-4-89814-601-9
脚注
[編集]- ^ FREE GAME AWARDS 2004 ふりーむ!
- ^ a b c LADY PEARL - 新着ソフトレビュー Vector 2004年12月27日
- ^ Template:Archiveurl=https://web.archive.org/web/20060716100845/http://banpaku.sakura.ne.jp/lp/100q lp.htm
- ^ “LADY PEARL レビュー”. 2006年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月7日閲覧。