レネ・マーリン
レネ・マーリン Lene Marlin | |
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基本情報 | |
出生名 |
Lene Marlin Pedersen レネ・マーリン・ペダーセン |
生誕 | 1980年8月17日(44歳) |
出身地 | ノルウェー トロムソ |
ジャンル | ポップ、アコースティック |
職業 | シンガーソングライター、ギタリスト、ピアニスト |
担当楽器 | ボーカル、ギター、ピアノ |
活動期間 | 1998年 - |
レーベル | ヴァージン・レコード、EMI |
レネ・マーリン(Lene Marlin、1980年8月17日 - )は、ノルウェー・トロムソ出身の女性シンガーソングライター。
来歴
[編集]1998年10月にノルウェーでリリースされたシングル「天使のように… (Unforgivable Sinner)」でデビューし、ノルウェー・チャートで初登場1位を獲得した[1]。
また、同年にリリースされたアルバム『プレイング・マイ・ゲーム』は、全世界で180万枚のセールスを上げた[2][3]。先のシングル「天使のように…」と合わせて、ヨーロッパで220万枚以上を売り上げている[4]。
2003年にセカンド・アルバム『アナザー・デイ』、2005年に3枚目のアルバム『ロスト・イン・ア・モーメント』、2009年に4枚目となるアルバム『Twist the Truth』とコンスタントにリリースを続け、着実にファンを増やしている。哀愁を帯びたメロディーと、か細く囁くようなボーカルでヨーロッパ、アジア(特に中国)を中心に人気がある。
自身の音楽活動以外でも、同じノルウェーの先輩シンガー、シセルのアルバム『オール・グッド・シングス』(「Should It Matter」と「We Both Know」の2曲)や、リアーナのサード・アルバム『グッド・ガール・ゴーン・バッド』(タイトル曲の「Good Girl Gone Bad」)などに曲を提供している[5][6]。
リアーナへの楽曲提供は、『グッド・ガール・ゴーン・バッド』でプロデュースに参加しているStarGateが、レネの3枚目のアルバムのプロデューサーであることから実現した[7]。
また、パソコン用ゲームソフト『ザ・シムズ2』の拡張パック『ペットライフ!』に「What If」のSimish(ゲーム世界で使われている架空の言語)バージョンを提供、ノルウェー語とスウェーデン語で聞ける[8][9]。
2014年9月1日、マーリンはノルウェー最大の新聞「アフテンポステン」紙で、20代の頃から深刻な鬱病を患っており、過去に自殺を図っていたことを告白した[10]。彼女は同じ日にこの記事の英訳を自身のFacebookページに掲載している[11]。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『プレイング・マイ・ゲーム』 - Playing My Game (1998年、Virgin) ※日本盤は1999年リリース
- 『アナザー・デイ』 - Another Day (2003年、Virgin)
- 『ロスト・イン・ア・モーメント』 - Lost in a Moment (2005年、Virgin)
- Twist the Truth (2009年、Virgin)
コンピレーション・アルバム
[編集]- Here We Are: Historier så langt (2013年、Parlophone)
シングル
[編集]- 「天使のように…」 - "Unforgivable Sinner" (1998年)
- "Sitting Down Here" (1999年)
- "Where I'm Headed" (1999年)
- "You Weren't There" (2003年)
- "Another Day" (2003年)
- "Sorry" (2003年)
- "How Would It Be" (2005年)
- "What If" (2005年)
- "Still Here" (2006年)
- "Here We Are" (2009年)
- "You Could Have" (2009年)
- "Is It True" (2013年)
- "Kanskje du behøver noen" (2013年)
- "Engler i sneen" (2013年) ※with クルト・ニルセン
参加作品
[編集]- Norske Artister - "Venn"(ノルウェーのアーティストたちとのコラボレーション。2004年のスマトラ島沖地震の被災者のためのチャリティソング)
- ラブバグズ (音楽グループ) - "Avalon"(デュエット。アルバム『In Every Waking Moment』収録)
- マルケス (音楽グループ) - "All gone"(デュエット。アルバム『¡YA! 』収録)
- シセル - "Should It Matter"、"We Both Know"(楽曲提供。アルバム『All Good Things』収録)
- リアーナ - "Good Girl Gone Bad"(楽曲提供。アルバム『Good Girl Gone Bad』収録)
脚注
[編集]- ^ “レネ・マーリン / 天使のように… [廃盤 - CDJournal]”. 音楽出版社. 2014年1月23日閲覧。
- ^ “Lene Marlin - Playing My Game (album review )”. Sputnikmusic.com. 2014年1月23日閲覧。
- ^ “解説/あらすじ - TSUTAYA online - ロスト・イン・ア・モーメント/レネ マーリン 音楽”. カルチュア・コンビニエンス・クラブ. 2014年1月23日閲覧。
- ^ “Lene Marlin and Stargate contributes to upcoming Rihanna album - Listen to Norway”. Music Information Centre Norway. 2014年1月23日閲覧。
- ^ “BIOGRAPHY - SISSEL”. ユニバーサルミュージック. 2014年1月23日閲覧。
- ^ “プロフィール|Lene Marlin (レネマーリン)|HMV ONLINE”. ローソンHMVエンタテイメント. 2014年1月23日閲覧。
- ^ “Lene Marlin - Lost In A Moment (Special Value Edition) (CD) at Discogs”. Discogs. 2014年1月23日閲覧。
- ^ “Lene Marlin i The Sims -Harstad Tidende”. Harstad Tidende. 2014年1月23日閲覧。
- ^ Eric Boland, The Sims: The Complete Guide, WTYW7 Books, 2010, p.61, ASIN B00930BHB4
- ^ “Lene Marlin: Jeg ville ikke leve lenger”. Aftenposten. 2015年12月30日閲覧。
- ^ “Kjære dere!”. Lene Marlin. 2015年12月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト(アーカイブ)