レプロット吊り橋
レプロット吊り橋 Raippaluodon silta | |
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基本情報 | |
国 | フィンランド |
所在地 | ムスタサーリ |
交差物件 | ボスニア湾 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 地方道724号線 |
設計者 | SuunnitteluKortes |
着工 | 1994年9月1日 |
竣工 | 1998年7月31日 |
開通 | 1997年8月27日 |
座標 | 北緯63度12分24.0秒 東経21度28分17.4秒 / 北緯63.206667度 東経21.471500度座標: 北緯63度12分24.0秒 東経21度28分17.4秒 / 北緯63.206667度 東経21.471500度 |
構造諸元 | |
形式 | 吊橋 |
材料 |
鋼鉄 コンクリート |
全長 | 1045.0 m |
幅 | 12 m |
高さ | 82.5 m |
桁下高 | 26 m |
最大支間長 | 250.0 m |
地図 | |
レプロット吊り橋の位置 | |
関連項目 | |
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レプロット吊り橋(レプロットつりばし、フィンランド語: Raippaluodon silta, スウェーデン語: Replotbron, 英語: Replot bridge)は、フィンランドにある橋である[1]。
概要
[編集]ポフヤンマー県のムスタサーリ (fi:Mustasaari) にある[2][1][3][4]。ボスニア湾に架橋されている[3]。ムスタサーリの本土とレプロット島 (fi:Raippaluoto) とを結んでいる[5]。この橋は、地方道724号線 (fi:Seututie 724) の一部を構成している[6]。橋が架かるまでは、両岸を結ぶ交通手段としてフェリーが利用されていた[6]。設計は SuunnitteluKortes による[5]。
1994年9月1日に建設工事が着工された[7]。1997年8月27日に開通した[7]。開通式には、政治家マルッティ・アハティサーリやオラフル・ラグナル・グリムソンが出席している[8]。1998年7月31日に完成された[7]。
構造
[編集]橋の長さは 1045.0 メートルであり、フィンランドで最も長い[1][9]。橋の総面積は 12,540 平方メートルである[7][9]。最大支間長は 250.0 メートルであり、桁下高は 26 メートルである[7][9]。
主塔の高さは 82.5 メートルである[7][9][10]。幅員は 12 メートルであり、そのうち 8.25 メートルは2車線の車道、3.75 メートルは自転車・歩行者用である[7][5]。鋼鉄とコンクリートで造られている[11][12]。
交通アクセス・周辺
[編集]橋の西側にあるクヴァルケン群島は、2006年に登録された世界遺産「ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島」に含まれている[13][14]。レプロットの中心地からは、南東へおよそ 5 キロメートルほど行ったところにある[15]。Grönvik からは、西へおよそ 5 キロメートルほど行ったところにある[15]。
ヴァーサの中心地からは、北へおよそ 19 キロメートルほど行ったところにある[16]。Petsmo からは、西へおよそ 25 キロメートルほど行ったところにある[15]。Svedjehamn からは、南西へおよそ 23 キロメートルほど行ったところにある[15]。
脚注
[編集]- ^ a b c “隆起するクヴァルケン群島”. フィンランド政府観光局. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “Suuret sillat ovat historiaa”. Tekniikkatalous. 2019年8月25日閲覧。
- ^ a b “Ohjeet vesistön ylittävien siltojen aukkomitoista”. Liikennevirasto. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “MUSTASAAREN KUNTA - MAAPOLIITTINEN OHJELMA”. Mustasaaren kunta (2007年). 2019年8月25日閲覧。
- ^ a b c “KAIKKI PYÖRII – SUOMEN TIEYHDISTYS 100 VUOTTA”. SUOMEN TIEYHDISTYS (2017年). 2019年8月25日閲覧。
- ^ a b “Silakat kannella ja siima potkurissa”. TIEHALLINTO. 2019年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g “RAIPPALUODON SILTA”. TIEHALLINTO. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “Replot Bridge”. City of Vaasa. 2018年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月25日閲覧。
- ^ a b c d “Sillat 1.1.2003”. TIEHALLINTO. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “Mustasaaren maailmanperintöstrategia 2015—2020”. Mustasaaren kunta (2016年3月). 2019年8月25日閲覧。
- ^ “MAAKUNNALLISESTI ARVOKKAAT MODERNIT KULTTUURIYMPÄRISTÖT POHJANMAALLA”. Österbottens förbund. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “Liikenneviraston tiesillaston rakenne, palvelutaso ja kunto”. Liikennevirasto. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “World Heritage Gateway”. City of Vaasa. 2019年8月25日閲覧。
- ^ “High Coast / Kvarken Archipelago”. UNESCO World Heritage Centre. 2019年8月25日閲覧。
- ^ a b c d “Pyöräilyloma Mustasaaressa”. Mustasaaren kunta. 2019年8月25日閲覧。
- ^ Anna Meriruoho. “Merenkurkun saariston maailmanperintöalueen luontomatkailusuunnitelma 2011”. Metsähallitus. 2019年8月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、レプロット吊り橋に関するカテゴリがあります。