レ・ロヨン
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レ・ロヨン(Le Loyon、- 2013年頃)はスイスのSâles村近くの森を徘徊していたとされる人型生物の都市伝説で、「モールスの幽霊」とも呼ばれる。
噂ではボイラースーツ、マント、頭全体を覆うガスマスクに身を包んだ長身の人型生物(人間?)であるとされている。
正体についてはいくつかの説があり、例えば精神疾患の女性、巨大な男性、皮膚疾患に苦しむ人などといわれている。
外見
[編集]ある目撃者は身長は190cmほどあったと話している。また、暗い色(黒またはダークグレー)のボイラースーツを着用し、迷彩柄のマントで身を覆っていたとされる。最も特徴的なのは、頭全体を覆う古いガスマスクを装着していることである[1]。
目撃情報
[編集]最初の目撃情報は、1990年代後半から2000年代前半である。この中には登山道で花を摘むレ・ロヨンを見て驚いたと主張する地元の女性もいた[2]。
2013年9月、スイスのフランス語新聞『ル・マタン』は、無名のアマチュア写真家が撮影したレ・ロヨンとされる人物の写真を掲載した[3]。この写真が出回った直後、レ・ロヨンは自殺した。彼はその時軍服を脱がされ、死亡診断も提出されたという。しかし、実はこの遺体は偽装で、レ・ロヨンは今も森に潜んでいるという説を信じる者もいる[4]。
脚注
[編集]- ^ Winkie, Luke (2018年7月16日). “Five Obscure Urban Legends That Turned Out to Be True-ish” (英語). Vice. 2023年6月1日閲覧。
- ^ “Le Loyon” (英語). Astonishing Legends (2020年9月2日). 2023年6月1日閲覧。
- ^ “Mysterious figure photographed roaming in woodland” (英語). Yahoo News (2013年9月12日). 2023年6月1日閲覧。
- ^ “歴史的ミステリー。身元不明、正体不明で伝説となった5人の写真”. カラパイア. 2023年6月21日閲覧。