レーザーメス
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レーザーメス(英: laser scalpel、英: laser surgical unit[1])は、医療機器(装置)の一つ。主に外科手術において、レーザー光線の熱エネルギー[2]を応用し、メスとしての役割を担う。
英: laser+蘭: mesという呼称は和製英語である[3]。
用途
[編集]「切開」や、体内腫瘍・痔・ほくろなどの「切除」「焼灼」「蒸発」を目的とする。
眼科(イントラレーシック)、美容外科、歯科、獣医科など幅広く用いられる。
特徴
[編集]電気メスと違い、体に高周波電流を流さないという特徴がある[4]。電気メスと同様、止血効果(血液の凝固)もある[3]。
種類
[編集]- 他のレーザーメスに比べ、小型化が可能。ペン型半導体レーザー「iLase(アイレーズ)」などもある[5]。
- 青色や緑色の光。水に吸収されにくく、赤色(血液の色)に吸収されやすい[6]。
- Nd:YAGレーザー
- CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)[7]
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脚注
[編集]関連文献
[編集]- 『図解 レーザーのはなし』 谷腰欣司 - (日本実業出版社、2000年)
外部リンク
[編集]- 特許庁HOME > 資料室(その他参考情報) > 標準技術集 > 手術用具 > KTPレーザー
- レーザーの知識 - ウェイバックマシン(2002年11月25日アーカイブ分) - 山本クリニック
- 典型的な医療応用のレーザー・メス|レーザー技術の仕組みと応用事例
- レーザー メス
- アリオテクノ
- レーザーメスで細胞1つだけ取り出し──京大と阪大が開発、培養の効率向上(リンク切れ) - 日経ネット関西版、2008年2月11日