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レーン・アダムス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レーン・アダムス
Lane Adams
キンタナロー・タイガース #7
カンザスシティ・ロイヤルズ傘下
AAA級オマハ・ストームチェイサーズ時代
(2013年9月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オクラホマ州ルフロア郡タリヒーナ英語版
生年月日 (1989-11-13) 1989年11月13日(35歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2009年 MLBドラフト13巡目
初出場 2014年9月1日 テキサス・レンジャーズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

レーン・ウェストン・アダムスLane Weston Adams, 1989年11月13日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州ルフロア郡タリヒーナ英語版出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。メキシカンリーグキンタナロー・タイガース所属。

愛称はLA・スウィフトネス[1]アメリカ先住民チョクトー族を祖先に持つ[2]

経歴

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プロ入りとロイヤルズ時代

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2009年MLBドラフト13巡目(全体392位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、7月9日に契約。この年はルーキー級アリゾナリーグ・ロイヤルズでプロデビューし、29試合に出場して打率.233、10打点、14盗塁を記録した。

2010年パイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズ英語版でプレーし、41試合に出場して打率.282、2本塁打、18打点、8盗塁を記録した。

2011年はA級ケーンカウンティ・クーガーズでプレーし、43試合に出場して打率.230、1本塁打、11打点、7盗塁を記録した。7月からルーキー級アリゾナリーグとアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズ英語版でプレー。ルーキー級バーリントンでは43試合に出場して打率.281、5本塁打、20打点、9盗塁を記録した。

2012年はまずA級ケーンカウンティでプレーし、67試合に出場して打率.298、5本塁打、44打点、11盗塁を記録した。6月にA+級ウィルミントン・ブルーロックスへ昇格。A+級ウィルミントンでは68試合に出場して打率.240、6本塁打、25打点、8盗塁を記録した。

2013年はまずA+級ウィルミントンでプレーし、87試合に出場して打率.276、7本塁打、39打点、23盗塁を記録した。7月にAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズへ昇格。AA級ノースウエストアーカンソーでは44試合に出場して打率.244、5本塁打、26打点、15盗塁を記録した。オフの11月20日にロイヤルズとメジャー契約を結び[3]40人枠入りした。

2014年、マイナーではAA級ノースウエストアーカンソーで105試合に出場して打率.269、11本塁打、36打点、38盗塁を記録した。登録枠が拡大した9月1日にメジャーへ昇格[4]し、同日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー。8回裏にラウル・イバニェスの代走として出場した[5]。その後は代走としての起用が続き、9月19日のデトロイト・タイガース戦でようやく初打席を迎えたが、左飛に終わった[6]。この年メジャーでは6試合に出場して3打数無安打だった。

2015年は、メジャーで試合に出場する機会はなかった。2016年1月6日、アレックス・ゴードンとの再契約に伴ってDFAとなった[7]

ヤンキース傘下時代

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2016年1月15日にウェイバー公示を経てニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[8]。2月1日にロナルド・トレイエズの加入に伴ってDFAとなり[9]、11日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ配属された。開幕はAA級トレントン・サンダーで迎え、一時AAA級スクラントン・ウィルクスバリへ昇格したがすぐ降格した。7月28日に自由契約となった[10]

カブス傘下時代

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2016年8月3日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、傘下のAA級テネシー・スモーキーズへ配属された。8月29日にAAA級アイオワ・カブスへ昇格した。この年は移籍前を含めて4球団合計で121試合に出場して打率.266、10本塁打、56打点、44盗塁を記録した。オフの11月7日にFAとなった[10]

ブレーブス時代

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2016年12月3日アトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ[10]

2017年の開幕は傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスで迎え、4月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]。この年は4人目の外野手としてメジャーに定着し、85試合に出場して打率.275、5本塁打、20打点、10盗塁を記録した。

2018年4月19日にDFAとなり[11]、25日に40人枠を外れる形でAAA級グウィネット・ストライパーズ[12]へ配属された後、27日にFAとなった[13]

カブス傘下復帰

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2018年5月5日にカブスとマイナー契約を結んだ[14]。AAA級アイオワでプレーしていたが、6月30日に自由契約となった[10]

ブレーブス復帰

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2016年7月16日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、AAA級グウィネットへ配属された。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。オフの10月31日に40人枠外となり[16]、11月2日にFAとなった[10]

フィリーズ傘下時代

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2019年1月14日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[17]。開幕後はAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレーしていたが、7月1日に自由契約となった[10]

ブレーブス復帰

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2019年8月2日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び三たび復帰。AA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーしたが、39打数3安打、打率.077という低調な成績に終わり、オフの11月4日にFAとなった[10]

ツインズ傘下時代

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2020年2月13日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[10]。マイナーリーグが開催されなかったため、公式戦に出場することなく11月2日にFAとなった[10]

メキシカンリーグ時代

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2021年5月20日にメキシカンリーグモンクローバ・スティーラーズと契約した[10]。6月21日に自由契約となった。6月24日にキンタナロー・タイガースと契約した[10]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2014 KC 6 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
2017 ATL 85 122 109 19 30 4 1 5 51 20 10 0 1 1 10 0 1 37 3 .275 .339 .468 .807
2018 26 29 25 10 6 1 0 2 13 6 1 0 0 0 4 0 0 8 1 .240 .345 .520 .865
MLB:3年 117 154 137 30 36 5 1 7 64 26 11 0 1 1 14 0 1 47 4 .263 .333 .467 .800
  • 2018年度シーズン終了時

背番号

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  • 45(2014年)
  • 18(2017年 - 同年途中、2018年 - 同年4月18日、2018年9月1日 - 同年終了)
  • 16(2017年途中 - 同年終了)

関連項目

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脚注

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  1. ^ Braves Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月19日閲覧
  2. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2018』廣済堂出版、2018年、293頁頁。ISBN 978-4-331-52148-9 
  3. ^ "Royals set 40-man roster ahead of deadline" (Press release) (英語). MLB.com (Kansas City Royals). 20 November 2013. 2016年1月8日閲覧
  4. ^ "Royals announce a flurry of roster moves Monday" (Press release) (英語). MLB.com (Kansas City Royals). 2 September 2014. 2016年1月8日閲覧
  5. ^ Scores for Sep 1, 2014” (英語). ESPN (2014年9月1日). 2016年1月8日閲覧。
  6. ^ Scores for Sep 19, 2014” (英語). ESPN (2014年9月19日). 2016年1月8日閲覧。
  7. ^ Chad Jennings (2016年1月7日). “Wednesday notes and links: Gardner, Gordon, Span, Wang” (英語). lohud. http://www.lohud.com/story/sports/mlb/lohud-yankees/2016/01/07/wednesday-notes-links-gardner-gordon-span-wang/78437096/ 2016年1月8日閲覧。 
  8. ^ Jamal Collier (2016年1月15日). “Yankees claim outfielder Adams off waivers” (英語). MLB.com. 2016年1月17日閲覧。
  9. ^ Andrew Simon (2016年2月1日). “Yankees claim Torreyes off waivers” (英語). MLB.com. 2016年2月2日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l MLB公式プロフィール参照。2021年12月19日閲覧。
  11. ^ Steve Adams (2018年4月19日). “Braves Designate Lane Adams For Assignment” (英語). mlbtraderumors.com. 2018年4月20日閲覧。
  12. ^ 2018年より球団名変更
  13. ^ Jeff Todd (2018年4月27日). “Lane Adams Elects Free Agency” (英語). mlbtraderumors.com. 2018年4月29日閲覧。
  14. ^ Carrie Muskat (2018年5月5日). “Cubs strike deal with outfielder Adams” (英語). MLB.com. 2018年9月2日閲覧。
  15. ^ Ben Weinrib (2018年9月1日). “Wright, No. 2 prospect, among Braves' callups” (英語). MLB.com. 2018年9月2日閲覧。
  16. ^ Jeff Todd (2018年10月31日). “Braves Outright Lindgren, Ramirez, Adams, Tucker” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月13日閲覧。
  17. ^ Steve Adams (2019年1月14日). “Phillies Sign Lane Adams To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月13日閲覧。

外部リンク

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