ロイヤル・オリエント・トレイン
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ロイヤル・オリエント・トレイン | |
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国 | インド |
運行者 | インド鉄道 |
始発 | デリー・カントンメント駅 |
終着 | デリー・カントンメント駅 |
所要時間 | 8泊7日 |
使用車両 | 13両編成 |
運行開始 | 1994年 |
軌間 | 1676mm (広軌) |
ロイヤル・オリエント・トレイン(英語:Royal Orient Train)は、インドを走る観光列車(Tourist Trains)のひとつ。デリーを出発して、9日間でデリーおよびグジャラート州とラージャスターン州の観光地をめぐる。列車は主に夜間に運行し、昼間は各地で観光を楽しむという形を取る、豪華観光列車である。そのため、「インドの文化と遺跡のショーケース」とも呼ばれる。
概要
[編集]インドで最初の豪華列車であるパレス・オン・ホイールズを模して、1994年にグジャラート観光公社とインド鉄道によって立ち上げられた。初年度の乗車率は25%、次年度の乗車率は15%と、当初は苦戦したが2007年からは営業が黒字となっている。
13両編成で、それぞれの車両には沿線ゆかりのラージプートの諸王国にちなんだ名前が付けられている。食堂では、こちらも沿線ゆかりのラージャスターニー料理やグジャラーティー料理のほか、その他のインド料理、中華料理、ヨーロッパ料理が供されている。内装は宮殿の様式を採用して豪華さを醸し出し、バーやその他の娯楽設備を有している。
運行
[編集]ロイヤル・オリエント・トレインは、始点かつ終点のデリーを除いて、8泊7日の旅程となっている。
- デリー出発
- 1泊目:デリー・カントンメント駅 → チッタウルガル
- 1日目:チッタウルガル(チッタウルガル城塞など)・ウダイプル(レイク・パレス)観光
- 2泊目:ウダイプル → ジュナーガド
- 2日目:ジュナーガド・ヴェーラーヴァル観光
- 3泊目:ヴェーラーヴァル → サーサーンギル
- 3日目:ギル森林国立公園・ディルワーラー寺院観光
- 4泊目:ディルワーラー → パーリターナー
- 4日目:パーリターナー(ジャイナ教寺院)・サルケージ観光
- 5泊目:サルケージ → アフマダーバード
- 5日目:アフマダーバード観光
- 6泊目:アフマダーバード → ジャイプル
- 6日目:ジャイプル観光
- 7泊目:ジャイプル泊
- 7日目:ジャイプル観光
- 8泊目:ジャイプル → デリー・カントンメント駅
- デリー到着