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ロケットナイトアドベンチャーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロケットナイトアドベンチャーズ
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 メガドライブ
開発元 コナミ開発六部
発売元 コナミ
プロデューサー 桐田富和
ディレクター 中里伸也
デザイナー 中里伸也
さとうしおり
プログラマー 堀尾健一郎
音楽 大内正徳
畑亜貴
安達昌宣
小林裕
山根ミチル
美術 高野泰
シリーズ ロケットナイトアドベンチャーズシリーズ
人数 1人
メディア 8メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 199308061993年8月6日
アメリカ合衆国 199309031993年9月3日
ヨーロッパ 1993091993年9月
その他 型式
日本 T-95063
アメリカ合衆国 T-95046
ヨーロッパ T-95046-50
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ロケットナイトアドベンチャーズ』は、1993年にコナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)が発売したメガドライブ用アクションゲームソフト。

概要

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コナミがメガドライブ向けに2番目[注釈 1]にリリースしたソフトで、騎士と魔法と機械が共存する異世界エレホーンを舞台に軍事国家デボチンドス帝国によって侵略されたゼピュロス王国を救うため、主人公である背中にロケットを背負い青い西洋鎧を着たロケットナイトのオポッサム(フクロネズミ)の「スパークスター」を操作し、手に持った剣での攻撃や背中のロケットを使った突進移動(ロケットアタック)を駆使してさまざまな困難を乗り越えていくアクションゲームである。

ロケットアタック等による高速移動で『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のように、スピード感にあふれたゲームではあるが、ゲームのステージ上には魂斗羅シリーズに通じる様々なギミック、演出が施されており。 本作および魂斗羅スピリッツ以降の多くの魂斗羅シリーズの開発に関わっている本作の開発ディレクターである中里伸也はロケットナイトアドベンチャーズは「アニマル魂斗羅である」と公言している。

ゲーム発売当時はサウンドトラック未発売であったが2018年1月にShip to Shoreよりレコードにてサウントトラックが初リリースされた。

2024年にはLimited Run Games英語版より続編を含むシリーズ三作を収録した『Rocket Knight Adventures: Re-Sparked』の開発が発表され[2]、2024年6月11日より日本を除く海外の各フォーマット向けにダウンロード版がパッケージ版に先行して販売開始された。

スタッフ

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  • 企画:OHAJI BANCHOH
  • ディレクト:中里伸也
  • デザイン:中里伸也、さとうしおり
  • キャラクター・デザイン:TAT(高野泰)
  • メイン・プログラム:堀尾健一郎
  • スーパー・プログラム:古俣浩二
  • ウルトラ・プログラム:みやおかけんじ
  • 音楽:大内正徳、畑亜貴、安達昌宣、小林裕、山根ミチル
  • サウンド・プログラム:松尾重政、笠井治、井上秀登
  • サウンド・スペシャル・サンクス:風岡恒治、岩瀬立飛東野美紀
  • パッケージ・デザイン:K.YOSHIHASHI
  • スーパーバイズ:春木豊
  • プロデュース:桐田富和
  • スペシャル・サンクス:DANGANTAISYOH

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
Computer and Video Games88%[3]
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー40/50点[4]
ファミ通28/40点[5]
GamePro16.5/20点[6]
GamesMaster92%[7]
HonestGamers9/10点[8]
Joypad96%[9]
Mean Machines91%[10]
Mega Action94%[11]
MegaTech92%[12]
Player One97%[13]
Sega-169/10点[14]
メガドライブFAN23.4/30点[15]
メガドライブ大全肯定的[16]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.5 3.8 3.7 3.8 3.8 3.8 23.4
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、本作のアクション性は「可もなく不可もなし」と指摘したが、ステージ構成に関してはアイディアが満載であると称賛し、竜やカニなどの多関節キャラクターや足場を飲み込む巨大魚メカなどの演出に関して「うならされる」と絶賛した[16]。一方で難易度の高さも指摘したが、「後半の盛り上がりは素晴らしい」と称賛した[16]

続編

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続編として同じくメガドライブでリリースされた『スパークスター ロケットナイトアドベンチャー2英語版』また、スーパーファミコン用ソフトに『スパークスター英語版』、2010年にはXbox Live Arcade、PSN、Steamにて15年ぶりの新作としてイギリスのClimax Studios開発による『Rocket Knight(ロケットナイト)英語版』がリリースされた。ただし、いずれのゲームも、初代とは操作等システムが異なる。

2024年には『ロケットナイトアドベンチャーズ』『スパークスター ロケットナイトアドベンチャー2』『スパークスター』の三作品を収録した『Rocket Knight Adventures: Re-Sparked』が発表されている。対応機種はPlayStation 5PlayStation 4Nintendo Switch。新規イントロアニメ、巻き戻し機能、ボスラッシュモード、未公開のコンテンツも収録したミュージアムモードも実装される[2]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 前田尋之「Chapter 2 メガドライブソフトオールカタログ 1993年」『G-MOOK145 メガドライブパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2018年6月29日、114 - 139頁。ISBN 9784862977779 
  2. ^ a b コナミの名作2DACT『ロケットナイト』シリーズを収録したコレクションが海外PS/スイッチ向けに発売!ハドソンの『Felix the Cat』コレクションも”. Game*Spark (2024年1月12日). 2024年6月14日閲覧。
  3. ^ Computer and Video Games, issue 142, pages 42-44
  4. ^ Electronic Gaming Monthly, issue 52 (November 1993), page 48
  5. ^ a b ロケットナイト アドベンチャーズ まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年4月18日閲覧。
  6. ^ GamePro, issue 50 (September 1993), pages 28-29
  7. ^ GamesMaster, issue 9, pages 60-61
  8. ^ http://www.honestgamers.com/1639/genesis/rocket-knight-adventures/review.html
  9. ^ Joypad, issue 23, pages 60-62
  10. ^ http://segaretro.org/index.php?title=File:MeanMachinesSega11UK.pdf&page=82
  11. ^ Mega Action, issue 4, pages 10-11
  12. ^ MegaTech, issue 20, pages 44-47
  13. ^ Player One, issue 34, pages 92-95
  14. ^ Ken Horowitz (June 24, 2004). “Rocket Knight Adventures”. Sega-16. June 13, 2014閲覧。
  15. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、891頁、ASIN B00J16900U 
  16. ^ a b c 「Chapter 06 1993年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、180頁。ISBN 9784872338805 

関連項目

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外部リンク

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