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ロサンゼルス・ギター・カルテット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロサンゼルス・ギター・カルテット
Los Angeles Guitar Quartet
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル クラシック
活動期間 1980年 -
レーベル Delos、ソニーテラーク
公式サイト www.lagq.com
メンバー ジョン・ディアマン
ウィリアム・カネンガイザー
スコット・テナント
マシュー・グライフ
旧メンバー アンドリュー・ヨーク

ロサンゼルス・ギター・カルテットLos Angeles Guitar QuartetLAGQ)は、1980年に結成されたアメリカクラシックギター・アンサンブル。ジョン・ディアマン、ウィリアム・カネンガイザー、スコット・テナント、マシュー・グライフ(2006年末にオリジナル・メンバーのアンドリュー・ヨークから交代)で構成されている。彼らはナイロン弦ギターを演奏して、さまざまな楽器やエフェクトを模倣している。

彼らはバロックブルーグラスフラメンコロックニューエイジなど、さまざまなスタイルで演奏してきた。このカルテットは、2005年にアルバム『ギター・ヒーローズ』でグラミー賞最優秀クラシック・クロスオーバー・アルバム賞を受賞した。

背景

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元々、アニサ・アンガロラが、ギタリストのペペ・ロメロの助けを得て、1980年に南カリフォルニア大学でカルテットを結成した。1990年にアンガロラの後任としてアンドリュー・ヨークが加入。2006年にヨークの後任としてマシュー・グライフが加入した。グループの最初のアルバムには、ホルストロッシーニストラヴィンスキーの作品が収録されていた。このグループは主にクラシックのアンサンブルだが、他のジャンルにも手を出している。アルバム『ギター・ヒーローズ』には、チェット・アトキンスセルジオ・アサドスティーヴ・ハウパット・メセニーによる音楽が収録されていた。このグループはクラシックのなかでも、バロック、古典、ルネサンス、ロマン派、現代音楽などを演奏してきた[1]

スコット・テナントは、ホアキン・ロドリーゴのギター作品[1]や、イングランド、アイルランド、スコットランドのケルト音楽のアルバムを録音した。彼は南カリフォルニア大学で教鞭をとり、クラシック・ギターのメソッド本を執筆している。ジョン・ディアマンは、ベース弦を追加し、フレットボードを拡張したカスタム・ギターを演奏する。彼はエル・カミノ大学とカリフォルニア大学サンタバーバラ校で教えてきた。

ウィリアム・カネンガイザーは、フランツ・リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」やガムラン曲「Gongan」などの作品をこのカルテットのために編曲している。彼は南カリフォルニア大学で教鞭をとっており、南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校を卒業している[2]

受賞歴

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  • 『ラテン』 - Latinグラミー賞ノミネート 2003年[1]
  • 『ギター・ヒーローズ』 - Guitar Heroes、グラミー賞最優秀クラシック・クロスオーバー・アルバム賞 2005年[1]

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • L.A. Guitar Quartet Recital (1991年、GHA)
  • Dances from Renaissance to Nutcracker (1992年、Delos)
  • Evening in Granada (1993年、Delos)
  • 『火祭りの踊り』 - Manuel de Falla: El Amor Brujo (1994年、GHA)
  • Labyrinth (1995年、Delos)
  • For Thy Pleasure (1996年、Delos)
  • 『L.A.G.Q.』 - L.A.G.Q. (1998年、Sony)
  • 『エアー&グラウンド』 - Air and Ground (2000年、Sony)
  • 『ラテン』 - LAGQ Latin (2002年、Telarc)
  • 『ギター・ヒーローズ』 - Guitar Heroes (2004年、Telarc)
  • 『セビリアの理髪師』 - Los Angeles Guitar Quartet (2004年、GHA)
  • 『スピン』 - Spin (2006年、Telarc)
  • Brazil (2007年、Telarc)
  • Interchange: Concertos by Rodrigo and Assad (2010年、Telarc)
  • Boccherini: Guitar Quintets (2011年、Red Bus)
  • New Renaissance (2015年、Burnside/Lagq)[3]
  • Opalescent (2022年)

記事

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  • Interview (1987), by Paul Magnussen[4]

脚注

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  1. ^ a b c d Los Angeles Guitar Quartet”. AllMusic. 30 October 2018閲覧。
  2. ^ Ljiljana Grubisic, Thornton Faculty, Alums Win Grammys Archived February 26, 2009, at the Wayback Machine., USC Public Relations, March 12, 2007, Accessed March 4, 2009.
  3. ^ Los Angeles Guitar Quartet | Album Discography | AllMusic”. AllMusic. 29 October 2018閲覧。
  4. ^ Interview (1987)

外部リンク

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