ロジャー・マンベル
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ロジャー・マンベル(Roger Manvell、1909年10月10日 - 1987年11月30日)は、イギリスの作家、映像作家。マンヴェルとも表記。
生涯
[編集]第二次世界大戦中は英国情報省(en:Ministry of Information (United Kingdom))に所属し、英国政府のプロパガンダ映画を作製していた。
映画やアニメーションに関する著作も多く、またナチス・ドイツに関する研究書、アドルフ・ヒトラーやルドルフ・ヘス、ハインリヒ・ヒムラー、ヘルマン・ゲーリングらの伝記を執筆・共著している。
またアニメーション製作に関する基本的な事項を網羅した教科書の古典「The Technique of Film Animation」(1959、ジョン・ハラスと共著)は、1963年に「アニメーション-理論・実際・応用」(東京中日新聞出版局)として邦訳出版され、日本のアニメーションの創成期に多大な影響を与えた。
技術書
[編集]- 「アニメーション-理論・実際・応用」(1959、ダヴィッド社)
ノンフィクション
[編集]- 「ナチ第3帝国」ワイド版 第2次世界大戦全史1 (1966、ツル・インターナショナル)
- 「ゲシュタポ 恐怖の秘密警察とナチ親衛隊」(1971、サンケイ新聞社出版局)
- 「ゲシュタポ SSと恐怖の秘密警察」(1984、サンケイ出版)
- 「ヒトラー暗殺事件 世界を震撼させた陰謀」(1972、サンケイ新聞社出版局)
- 「空軍元帥ゲーリング 第三帝国第二の男」(1972、サンケイ新聞社出版局)
- 「ゲシュタポへの挑戦」(1973、新人物往来社、Heinrich Fränkelと共著)
小説
[編集]- 「呪いを売る男」The Dreamers (1958、徳間書店ワールド・ホラー・ノベル・シリーズ)