ロッテン・スニーカー・コンテスト
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この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2021年8月) |
ロッテン・スニーカー・コンテスト (ROTTEN SNEAKER CONTEST) は、アメリカ合衆国のフットケア企業オド・イーターズ主催のコンテストである。このコンテストは使い古して汚くなったスニーカーを競うコンテストで、もっとも汚く履きつぶした者が優勝となる。
歴史
[編集]ロッテン・スニーカー・コンテストは、1974年にバーモント州モントピリアのスポーツ店の店主が、新しいスポーツシューズの宣伝のためのイベントとして創始したものである[1]。会場となったモントピリア市レクリエーション局で、考案したスポーツ店店主が最も汚く臭いスニーカーを一揃い選び、翌1975年以降、このイベントはレクリエーション局が毎年主催する公営のイベントとなった[1]。
1988年に現在の主催者であるオド・イーターズがスポンサーとなり、以降も毎年行われている[1]。現在、このコンテストは5歳から15歳の子供を対象としており、最初に全米各地での地元大会が行われ、各地区の優勝者が3月に開かれる本大会に出場する[1]。
コンテストの審査基準は、匂い(臭さ)、状態(汚れ、破損の程度)、どのように履きつぶしたのか、スニーカーの持ち主である子供からの口頭での説明とされる[1]。審査にはNASAに勤務する科学者や、ブラウン大学の教授などといった専門家が参加している。
歴代の優勝スニーカーは、モントピリアの市庁舎の陳列棚に保管されている。