ロディア (文房具)
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ロディア(Rhodia)は、フランスの文房具ブランド。1934年にフランス・リヨンにて兄弟であるアンリとロベールの2人によって創設された。社名はリヨンを流れるローヌ川(RHONE)に由来しており、2本のモミの木のマークは紙の原料の木と二人の兄弟の絆を象徴している[1][2]。メモパッド、ノートブック、ダイアリーといった紙製品を中心に、メモカバーや鉛筆、ボールペンやシャープペンシルなども展開している[1]。
ブロック・ロディア
[編集]同社の最も有名な製品は、「ブロック・ロディア」と呼ばれるブロックメモである。
外観はオレンジ色の厚紙カバーにシンプルなロゴがついたメモ帳であり、カバーには360度折り返し可能な3本の折り線が入っている。本体紙は薄紫の5mmの方眼であり、上部にあるマイクロカット加工のミシン目で切り離すことができる。
高品質の紙と優れたデザインから、科学者、アーティスト、建築家、デザイナーに愛用者が多い。ロディアを愛するあまり、ポール・スミスは自分だけのオリジナルのロディア(ポールスミス・ロディア)を製造・販売した。彼の愛用サイズは12番である。
2007年には、黒色のカバーにオレンジロゴの入った「ブラックロディア」も発売。日本では「クロディア」とも呼ばれ親しまれている。
また2013年にはホワイトのロディアも追加された。罫線はオレンジとブラックの罫線の色のフランスでは馴染みのヴィオレパンセではなく、表紙のマッチしたグレーを採用。ホワイトはNo.11、12、13、16と19のサイズ展開。