ロベール・プゲオン
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ロベール・プゲオン(Eugène Robert Poughéon, 1886年7月18日 - 1955年3月1日)は、フランスの芸術家、画家、イラストレーター、美術館のキュレーター。パリ出身。
略歴
[編集]プゲオンは初めパリのエコール・デ・ボザールでジャン=ポール・ローレンスとアルベール・ベナールに師事してから、国立高等装飾美術学校に移りシャルル・ラメアーのもとで学んだ。
1914年にプゲオンは若手芸術家の登竜門であったローマ賞を受賞。 1927年、彼はサロン・デ・ザルティスト・フランセで銀メダルを授与され、その2年後、1929年には金メダルを取った。
1935年に彼は、エコール・デ・ボザールとアカデミー・ジュリアンで教え始めた。1936年にはジャン・ディプジョ(Jean Despujols)、フェルナン・ヒルテンベルガー(Fernand Hertenberger)とともにパリ14区役所別館の壁画作成を担当した。[1]1942年、彼は在ローマ・フランス・アカデミーのディレクターに就任し、そのすぐ後にはジャックマール=アンドレ美術館のキュレーターとなった。
プゲオンは絵画、壁画、フレスコ画、装飾、本の挿絵に加えて、紙幣(50フラン札)のイラストも提供した。その紙幣は1945年から1951年まで流通した。
脚注
[編集]- ^ “Gertrude - Ensemble de 3 peintures monumentales : le XIVe arrondissement. - Inventaire Général du Patrimoine Culturel (1.3.1 (Build: 99))”. inventaire.iledefrance.fr. 2019年2月16日閲覧。
参考文献
[編集]- 「幻想絶佳 :アール・デコと古典主義展 カタログ」2015年1月17日~4月7日に東京都庭園美術館で開催された展覧会の図録。展覧会のポスターにはプゲオンの作品"Le Serpent"(「蛇」)が使用された。