ロワイヤル

ロワイヤル,ロワイアル（royal, 女性形でroyale)とは、フランス語で「王の」「王室の」を意味する形容詞。

同様の意味を持つ英語「ロイヤル」「ローヤル」(royal)の語源でもある。ラテン語で｢王｣を意味する名詞rexの形容詞regalisが、段階を経て変化したとされる。

一覧

ロワイヤル (バレエ)：バレエのステップの1種。アントルシャ・ロワイヤルとも
ロワイヤル (インラインスケート)：アグレッシブインラインスケートのグラインドの一種
ロワイヤル (ブガッティ)：ブガッティが1926年から1930年までに製造した超高級車、Bugatti Type 41。わずか6台しか製造されておらず、オークションなどに出品された際には破格の高値が付くことで知られている。なお、ロワイヤルというネーミングの自動車は他の自動車会社からも複数発売されている
フランス海軍：「ラ・ロワイヤル」と呼称されることがある
ラ・ロワイヤル,ソレイユ・ロワイヤル：ブルボン朝時代のフランス海軍の戦艦
ドーファン＝ロワイヤル (戦列艦)：フランス革命戦争で使用されたフランス海軍の戦列艦。実際には、革命の影響から就役以前に別の名に改めている
パレ・ロワイヤル：パリにある歴史的建造物。最寄り駅はパレ・ロワイヤル＝ミュゼ・デュ・ルーヴル駅
ロワイヤル橋：セーヌ川に架かる石造アーチ橋
ロワイヤル島 (サリュー諸島)：フランス領ギアナにある島。デビルズ島、サンジョセフ島とともにサリュー諸島と総称され、その中でも最大の島である。過去は流刑地だったが現在はその目的には利用されておらず、遺跡や博物館やホテルがある観光地となっている。ほぼ同一の名称の島はカナダやアメリカなどにも存在している。
ポール・ロワイヤル修道院：パリ郊外にかつて存在した修道院。ポール・ロワイヤル論理学やポール・ロワイヤル文法の名称に関係している
ポート・ロワイヤル：現在カナダの一部となっている場所にかつて存在したフランス植民地アカディアの首都。北米植民地戦争の舞台となり、ポートロワイヤルの戦い (1690年)、ポートロワイヤルの戦い (1707年)を経てポートロワイヤルの戦い (1710年)でイギリスが奪取、以後アナポリス･ロイヤルと改名され現在は人口数百名の小村となっている。
ロワイヤル・セルクル・スポルティフ・ヴィゼ：ベルギー・リエージュ州ヴィゼを本拠地とするサッカークラブ
ロワイヤルオーク賞：ロンシャン競馬場で行われる競馬競走
セゴレーヌ・ロワイヤル：フランスの政治家
ロワイヤル・ド・リュクス：フランスで設立されたパフォーマンス集団
ミント・ロワイヤル：イギリスのエレクトロニカ音楽グループ
アルティストロワイヤル,ガルドロワイヤル：どちらも、アイルランドで生まれ、フランスでデビューした競走馬、種牡馬
カフェ・ロワイヤル：コーヒーの飲み方の1種
キール・ロワイヤル：カクテルの1種
クォーターパウンダー：パウンドという単位に馴染みが無い国では「Hamburger Royal」等と表記されることがあり、映画「パルプ・フィクション」中の「パリのマクドナルドではチーズクォーターパウンダーの事をロワイヤル・ウィズ・チーズ(Royale with Cheese)と言う」との台詞から有名となった。実際にはフランスでは「ロワイヤル・チーズ(Royal Cheese)」となっている。
カジノ・ロワイヤル (小説)：イアン・フレミングの小説、およびその映画化作品
バトル・ロワイアル：高見広春の小説、及び漫画や映画などの派生作品
ロワイヤル仏和中辞典：旺文社の仏和辞典。同社の仏語関連書籍として他に「プチ・ロワイヤル仏和辞典」「プチ・ロワイヤル和仏辞典」「ロワイヤル・ポッシュ仏和・和仏辞典」などがある。
シリーズ7/ザ・バトル・ロワイアル：アメリカ映画。原題は「Series 7: The Contenders」だが、生き残りをかけた殺し合いをさせられるという内容から上記のバトル・ロワイアルにかけた邦題とされている
マリッジロワイヤル：雑誌『電撃G's magazine』連載の読者参加企画、及びその派生作品
男ロワイヤル：小田扉の漫画作品集
怪盗ロワイヤル：携帯電話用のソーシャルゲーム、およびその派生作品
戦国ロワイヤル：携帯電話用のソーシャルゲーム
くろのロワイヤル：木下由一の漫画作品
ガンダムバトルロワイヤル：バンダイナムコゲームスのPlayStation Portable用ゲームソフト
ニトロ+ロワイヤル -ヒロインズデュエル-：ニトロプラスのWindows用格闘ゲームソフト
ボボボーボ・ボーボボ脱出!!ハジケ・ロワイアル：ハドソンのゲームキューブ用ゲームソフト
エステ・ド・ロワイヤル：アメリカのポルノ映画「Carnal Desires」の邦題。エステ・ド・ロワイヤル2 〜エンドレス〜という続編扱いの作品もあるが、実際にはそちらの原題は「The Sex Spa」で、監督も配給会社も異なる(プロデューサーは同一人物)。

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関連項目