ローレンス・フィッシュバーン
ローレンス・フィッシュバーン Laurence Fishburne | |||||||||||||
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2017年 | |||||||||||||
本名 | Laurence John Fishburne III[1] | ||||||||||||
生年月日 | 1961年7月30日(63歳) | ||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 ジョージア州オーガスタ | ||||||||||||
身長 | 184 cm | ||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||
活動期間 | 1972年 - | ||||||||||||
配偶者 | ジーナ・トーレス(2002年 - 2018年) | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
映画 『地獄の黙示録』 『レッドブル』 『キング・オブ・ニューヨーク』 『ボーイズ'ン・ザ・フッド』 『TINA ティナ』 『イベント・ホライゾン』 『奴らに深き眠りを』 『マトリックス』シリーズ 『ミスティック・リバー』 『ミッション:インポッシブル3』 『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』 『ラスベガスをぶっつぶせ』 『プレデターズ』 『コンテイジョン』 『マン・オブ・スティール』 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 『ジョン・ウィック』シリーズ 『アントマン&ワスプ』 『運び屋』 テレビドラマ 『CSI:科学捜査班』 『ハンニバル』 | |||||||||||||
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ローレンス・ジョン・フィッシュバーン(Laurence John Fishburne, 1961年7月30日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。ラリー・フィッシュバーンとも(Larry は Laurence の短縮型)。1982年の『ロサンゼルス』では Laurence John Fishburne III 名でクレジットされている。
来歴
[編集]ジョージア州で生まれ、ニューヨークで育つ。12歳よりソープ・オペラに出演し、オフ・ブロードウェイの舞台にも立つ。
18歳の時、フランシス・フォード・コッポラの『地獄の黙示録』に出演。
1988年、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『レッドブル』で共演して広く知られた。
『TINA ティナ』ではアカデミー主演男優賞候補になり、『マトリックス』三部作でのモーフィアス役で有名となり、ハリウッド俳優としての確固たる地位を築いた。
2008年8月、降板するウィリアム・ピーターセンにかわって『CSI:科学捜査班』第9シーズンから主演する事が発表された。『CSI』は2011年に降板している[2]。これに伴い、フィッシュバーンの後任にはテッド・ダンソンが起用された。
日本のアニメのファンであり、『マトリックス』には監督のウォシャウスキー兄弟から「日本のアニメのライブアクション版といった感じにしたい」という話を聞き自ら飛びついたという[3]。好きなアニメは『AKIRA』、『攻殻機動隊』、『獣兵衛忍風帖』、『北斗の拳』、『クライング・フリーマン』、『妖獣都市』など[3]。
私生活
[編集]1985年、女優ハイナ・O・モスと結婚した。モスとの間にラングストン(1987年生)、モンタナ(1991年生)という2人の子供がいる。モンタナは2010年にポルノ女優としてデビューしており、その事が原因でフィッシュバーンとは縁を切ったと報道された[4][5][6]。モスとは1990年代に離婚している。2002年9月22日に『マトリックス リローデッド』の撮影で出会った女優のジーナ・トレスと結婚した[7]。トレスとの間にデリラ(2007年生)という子供がおり[8]、ハリウッドで暮らしている[9]。トレスとは2016年10月に別居し、2017年11月に離婚を申請[10]。2018年4月16日に離婚が成立した[11]。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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1975 | Cornbread, Earl and Me | ウィルフォード・ロビンソン | — | |
1979 | ザ・ドロッパーズ Fast Break |
ストリート・キッズ | ||
地獄の黙示録 Apocalypse Now |
タイロン・ミラー | 田中和実(日本テレビ版) 二又一成(テレビ東京版) 小森創介(特別完全版) | ||
1980 | ウィリーとフィル 危険な関係 Willie & Phil |
ウィルソン | ||
1982 | ロサンゼルス Death Wish II |
カッター | 佐藤正治(日本テレビ版) 大友龍三郎(テレビ朝日版) | |
1983 | ランブルフィッシュ Rumble Fish |
ミジット | ||
1984 | コットンクラブ The Cotton Club |
バンピー・ローデス | 山野井仁(ソフト版) 沢木郁也(TBS版) | |
1985 | カラーパープル The Color Purple |
スウェイン | 荒川太郎(TBS版) | |
1986 | クイックシルバー Quicksilver |
ブードゥー | ||
マイアミ5 Band of the Hand |
クリーム | |||
1987 | エルム街の悪夢3 惨劇の館 A Nightmare on Elm Street 3: Dream Warriors |
マックス | ||
友よ、風に抱かれて Gardens of Stone |
フラナガン | |||
チェリー2000 Cherry 2000 |
グルー・グルーの弁護士 | 古田信幸(テレビ東京版) | ||
1988 | スクール・デイズ School Daze |
ダップ | ||
レッドブル Red Heat |
チャーリー・スタッブス警部補 | 小島敏彦(ソフト版) 野島昭生(テレビ朝日版) | ||
1990 | キング・オブ・ニューヨーク King of New York |
ジミー・ジャンプ | ||
ミリタリー・ブルース Cadence |
ストークス | |||
1991 | 訴訟 Class Action |
ニック・ホルブロック | 菅生隆之 | |
ボーイズ'ン・ザ・フッド Boyz n the Hood |
フリュアス・スタイルズ | 池田勝 | ||
1992 | ディープ・カバー Deep Cover |
ラッセル・スティーヴンス / ジョン・ハル | ||
1993 | TINA ティナ What's Love Got to Do with It |
アイク・ターナー | アカデミー主演男優賞ノミネート | 山寺宏一 |
ボビー・フィッシャーを探して Searching for Bobby Fischer |
ヴィニー | 菅原正志 | ||
1995 | ハイヤー・ラーニング Higher Learning |
フィップス教授 | ||
バッド・カンパニー/欲望の危険な罠 Bad Company |
ネルソン・クロウ | |||
理由 Just Cause |
タミー・ブラウン保安官 | 大塚明夫(ソフト版) 石塚運昇(テレビ東京版) | ||
ブラインド・ヒル The Tuskegee Airmen |
ハンニバル・リー | テレビ映画 | 小杉十郎太 | |
オセロ Othello |
オセロ | 玄田哲章 | ||
1996 | F.L.E.D./フレッド Fled |
チャールズ・パイパー | 江原正士 | |
1997 | ミス・エバーズ・ボーイズ〜黒人看護婦の苦悩 Miss Evers' Boys |
ケイレブ・ハンフリーズ | テレビ映画 兼製作総指揮 |
斎藤志郎 |
イベント・ホライゾン Event Horizon |
ミラー船長 | 菅原正志 | ||
奴らに深き眠りを Hoodlum |
エルスワーズ・“バンビー”・ジョンソン | 兼製作総指揮 | 玄田哲章 | |
1999 | マトリックス The Matrix |
モーフィアス | 玄田哲章(ソフト版) 内海賢二(フジテレビ版) 最上嗣生(フジテレビ版追加録音) | |
2001 | バクテリア・ウォーズ Osmosis Jones |
スラックス | 声の出演 | |
マトリックス リビジテッド Matrix Revisited |
モーフィアス | (吹き替え版なし) | ||
2003 | バイカーボーイズ Biker Boyz |
スモーク | 宝亀克寿 | |
マトリックス リローデッド The Matrix Reloaded |
モーフィアス | 玄田哲章(劇場公開版) 内海賢二(フジテレビ版) | ||
ミスティック・リバー Mystic River |
ホワイティ・パワーズ | 石塚運昇 | ||
マトリックス レボリューションズ The Matrix Revolutions |
モーフィアス | 玄田哲章(劇場公開版) 内海賢二(フジテレビ版) | ||
2005 | アサルト13 要塞警察 Assault On Precinct 13 |
マリオン・ビショップ | 屋良有作(ソフト版) 玄田哲章(テレビ朝日版) | |
キスキス,バンバン Kiss Kiss Bang Bang |
ジェネロスビールのCMのクマ | 声の出演、クレジットなし | 不明 | |
2006 | ドリームズ・カム・トゥルー Akeelah and the Bee |
ドクター・ララビー | 佐々木誠二 | |
ミッション:インポッシブル3 Mission: Impossible III |
セオドア・ブラッセル局長 | 石塚運昇(劇場公開版) 玄田哲章(フジテレビ版) | ||
5フィンガーズ Five Fingers |
アーマット | 日本劇場未公開 | 菅生隆之 | |
ボビー Bobby |
エドワード・ロビンソン | 乃村健次 | ||
2007 | TMNT TMNT |
ナレーター | 声の出演 | 玄田哲章 |
ファンタスティック・フォー:銀河の危機 Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer |
シルバーサーファー | 右門青寿 | ||
ボビーZ The Death and Life of Bobby Z |
タッド・クルーズ | 石塚運昇 | ||
2008 | ラスベガスをぶっつぶせ 21 |
コール・ウィリアムス | 大塚明夫 | |
ディープ・アンダーカバー Tortured |
アーチー・グリーン | ビデオ作品 | 銀河万丈 | |
2009 | アーマード 武装地帯 Armored |
ベインズ | 江川央生 | |
2010 | プレデターズ Predators |
ノーランド | 玄田哲章 | |
2011 | コンテイジョン Contagion |
エリス・チーヴァー博士 | ||
2013 | コロニー5 The Colony |
ブリッグス | 江川央生 | |
マン・オブ・スティール Man of Steel |
ペリー・ホワイト | 石塚運昇 | ||
サバンナ・アドベンチャー Khumba |
セコ | 声の出演 | 古賀明 | |
2014 | ライド・アロング〜相棒見習い〜 Ride Along |
オマー | 石塚運昇 | |
シグナル The Signal |
デイモン | 玄田哲章 | ||
君が生きた証 Rudderless |
デル | (吹き替え版なし) | ||
2016 | スタンドオフ Standoff |
殺し屋 | 兼製作総指揮 | 菊池康弘 |
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 Batman v Superman: Dawn of Justice |
ペリー・ホワイト | 石塚運昇 | ||
パッセンジャー Passengers |
ガス・マンキューゾ | 玄田哲章 | ||
2017 | ジョン・ウィック:チャプター2 John Wick: Chapter 2 |
バワリー・キング | ||
30年後の同窓会 Last Flag Flying |
リチャード・ミューラー | (吹き替え版なし) | ||
2018 | アントマン&ワスプ Ant-Man and the Wasp |
ビル・フォスター | 壤晴彦 | |
運び屋 The Mule |
主任特別捜査官 | 相沢まさき(ソフト版) 玄田哲章(BSテレ東版) | ||
2019 | ジョン・ウィック:パラベラム John Wick: Chapter 3 - Parabellum |
バワリー・キング | 玄田哲章 | |
バーナデット ママは行方不明 Where'd You Go, Bernadette |
ポール・ジェリネック | (吹き替え版なし) | ||
ドラッグ・チェイサー Running with the Devil |
The Man | 林直樹 | ||
2021 | Under the Stadium Lights | Harold Christian | — | |
アイス・ロード The Ice Road |
ジム・ゴールデンロッド | 玄田哲章 | ||
マトリックス レザレクションズ The Matrix Resurrections |
モーフィアス | アーカイブ映像 | ||
2022 | オールド・ナイフ 〜127便の真実〜 All the Old Knives |
ヴィック・ウォリンジャー | ||
スクール・フォー・グッド・アンド・イービル The School for Good and Evil |
学院長 | |||
2023 | ジョン・ウィック:コンセクエンス John Wick: Chapter 4 |
バワリー・キング | ||
2024 | メガロポリス(原題) Megalopolis |
Fundi Romaine | ||
トランスフォーマー/ONE Transformers One |
アルファトライオン | 声の出演 | 玄田哲章 | |
Slingshot | フランクス船長 | ポストプロダクション | ||
2025 | アマチュア The Amateur |
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サンダーボルツ* Thunderbolts* |
ビル・フォスター | |||
TBA | Snakes | 声の出演 兼製作 |
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The Astronaut | General William Harris | ポストプロダクション |
テレビ
[編集]放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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1986 | ヒルストリート・ブルース Hillstreet Blues |
モーリス・ヘインズ | 計1話出演 | |
特捜刑事マイアミ・バイス MiamiVice |
ケラー看守 | 第3シーズン第4話「潜入指令!地獄の刑務所」 ラリー・フィッシュバーン名義 |
笹岡繁蔵 | |
1987 | 私立探偵スペンサー Spenser: For Hire |
デビッド・ムカンデ | 計1話出演 | |
2008-2011 | CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation |
レイモンド・ラングストン博士 | 計61話出演 | 銀河万丈 |
2009 | CSI:マイアミ CSI: Miami |
第8シーズン第7話「CSI:トリロジー」 | ||
CSI:ニューヨーク CSI: NY |
第6シーズン第7話「CSI:トリロジー」 | |||
2013-2015 | ハンニバル Hannibal |
ジャック・クロフォード | 計39話出演 | 玄田哲章 |
2016 | ROOTS/ルーツ Roots |
アレックス・ヘイリー | ミニシリーズ、計3話出演 | |
2017 | Madiba | ネルソン・マンデラ | ミニシリーズ、計6話出演 | — |
2020 | さらば! 2020年 Death to 2020 |
ナレーター | Netflixテレビスペシャル | |
2021 | MacGruber | General Barrett Fasoose | 計7出演 | — |
さらば! 2021年 Death to 2021 |
ナレーター | Netflixテレビスペシャル | ||
2023 | ムーンガール&デビル・ダイナソー Moon Girl and Devil Dinosaur |
ビヨンダー ビル・フォスター |
声の出演 兼製作総指揮 |
日本語吹き替え
[編集]主に担当しているのは、以下の人物である。
- 玄田哲章
- 『オセロ』で初担当。最も多く吹き替えている。
- 石塚運昇
- 『理由』(テレビ東京版)で初担当。玄田の次に多く吹き替えていた。
- 銀河万丈
- 『CSI:科学捜査班』のレイモンド・ラングストン博士役などを担当。
このほかにも、内海賢二、大塚明夫、菅原正志、江川央生、菅生隆之なども複数回、声を当てている。
脚注
[編集]- ^ "Laurence Fishburne". Encyclopædia Britannica. Encyclopædia Britannica Online. 2008. 2008年4月8日閲覧。
- ^ “ローレンス・フィッシュバーン、ドラマ「CSI:科学捜査班」出演契約は更新せず”. シネマトゥデイ (2011年8月4日). 2012年8月22日閲覧。
- ^ a b “SFファンのための『マトリックス』インタビュー” (Internet Archive). SFオンライン31号(1999年9月27日発行). SFオンライン (2006年3月19日). 2006年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月13日閲覧。
- ^ “Personal Bio: Montana Fishburne”. IAFD.com. 2010年8月25日閲覧。
- ^ “Laurence Fishburne Daughter Inspired by Kim Kardashian”. National Ledger (August 1, 2010). August 5, 2010閲覧。
- ^ WENN.com (2010年8月17日). “Fishburne cuts ties with daughter”. WENN.com. 2010年8月24日閲覧。
- ^ Barron, James (September 24, 2002). Boldface Names: An Amicable Merger. The New York Times, Section B; Column 3; Metropolitan Desk; Pg. 2.
- ^ Edie Falco, on My Kids Look Like Fabio and Chucky!. “Update: Laurence Fishburne and Gina Torres welcome first child; spotted out in Hollywood : Celebrity Baby Blog”. Celebrity-babies.com. 2010年4月9日閲覧。
- ^ Gary Brumburgh (2008年). “Biography of Lawrence Fishburne”. IMDb. 2008年5月19日閲覧。
- ^ “ローレンス・フィッシュバーン 離婚を申請|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2021年6月14日閲覧。
- ^ “It's Over! Laurence Fishburne & Gina Torres Finally Sign Off On Divorce Settlement” (英語). RadarOnline. 2021年6月14日閲覧。