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ワイルドハーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワイルドハーツ
基本情報
出身地 イギリスの旗 イギリス
ジャンル ハードロック ロック メタル
公式サイト Official site
Official Facebook Page
メンバー Ginger
CJ
Ritch Battersby
Scott Sorry
'Random' Jon Poole

ワイルドハーツ (The Wildhearts) は、1989年に元クワイアボーイズのジンジャーを中心にイギリスで結成されたハードロックバンドである。日本では『ワイハ』と略して呼ばれることがある。

ポップ・ミュージックの要素を持つハードロック・サウンドを持ち味とし、その音楽性からしばしば「ビートルズメタリカの融合」と例えられることがある[1]

略歴

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1989年

ジンジャーが「ワイルド・ハーツ」の概要を発表。ライブを始める。

1992年

バンド名を「ワイルドハーツ」(一つの単語)に変更し『Mondo Akimbo A-Go-Go 』でデビュー。同年11月『 Mondo Akimbo A-Go-Go 』のリミックスと新曲4曲を収録したEP『Don't Be Happy... Just Worry - 』をリリース。

1993年

初アルバム『アースVSワイルドハーツ』で一躍人気を得たザ・ワイルドハーツは、メンバー交代やレーベルとの摩擦、喧嘩を繰り返しながらも、2ndアルバム『P.H.U.Q』(1995年)、企画盤『Fishing For Luckies』(1996年)などをリリース。EastWest Recordsとの関係悪化後、カオティックでヘヴィなサウンドの『エンドレス、ネームレス』(1997年)を発表。しかし、ドラッグ問題や不仲説が報じられ、ジンジャーが活動停止を宣言。

1998年

親日家のジンジャーは日本ツアーや日本限定盤『トーキョー・スーツ・ミー』を発表。親友デヴィン・タウンゼンドのアルバム『インフィニティ』にゲスト参加。さらにドレゲンとのセッション・プロジェクト『スーパーシット666』、アレックス・ケインとのプロジェクト・クラム・アビューズ、自身のバンドシルヴァー・ジンジャー・5で活動を展開。破天荒な音楽活動を続ける。

2001年

突如ジンジャーはワイルドハーツ復活を宣言し、イギリスでツアーをはじめる。

2002年

サマーソニック02に出演し、ミニアルバムをリリース、翌年『 - The Wildhearts Must Be Destroyed - 』をリリースする。

2004年

サマーソニック04ザ・ダークネスの代わりに急遽参加する。

ジンジャーはヴィニールジャンキーとインディーズ契約を結び、ソロアルバムのリリース、来日公演を行う。

2枚のライブアルバムを経て2007年にセルフタイトルアルバム(邦題『ザ・ワイルドハーツ2007』)を発表する。以降ワイルドハーツはユニバーサルミュージックから離れる。

2008年

ヴィニールジャンキーからカバーアルバム『Stop Us If You've Heard This One Before: Vol.1』をリリース。数量限定のボックスセット版には、Tシャツが入っている。

2009年

アルバム『フツパー - Chutzpah - 』リリース。

2010年

『フツパージュニア - Chutzpah Jnr. - 』『フツパーデラックスエディション - Chutzpah Dx Edition - 』リリース。

2012年

バンドは活動休止中だったが、現メンバーでライブを行い、翌年にはイギリス、日本、アメリカでツアーをする。

ジンジャーはソロとしても活動中。アンプラグドなライブなども含め精力的に活動している。

2016年

クリスマス・ツアーに先立ち、ジンジャーはインタビューで、バンドが2017年にニュー・アルバムをレコーディングすることを明言した。このアルバムの収益は、右下肢を切断したダニーの療養を支援するために使われた[14]。

2018年

バンドはアルバム『Earth vs the Wildhearts』の25周年を記念して、各公演でアルバムをフルで演奏するツアーを行うことを発表した。このツアーのラインナップは、ジンジャー、CJ、ダニー・マコーマック、リッチ・バターズビー。

2019年

RENAISSANCE MEN リリース

2021年

17 21st Century Love Songs リリース

2022年

ワイルドハーツはソーシャルメディアを通じて「バンド内で進行中の問題」によって再び休止することを発表した

メンバー

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現メンバー

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旧メンバー

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メンバーチェンジが多いのがこのバンドの特徴だが、今までのチェンジの中でもメインのメンバーを記載する。

メンバーの変動 詳細

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1990
1990
  • Snake - Vocals
  • Ginger - Guitar
  • CJ - Guitar
  • Jools - Bass
  • Pat - Drums
1990
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Jools - Bass
  • Pat - Drums
1990–1992
1992–1993
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Danny McCormack - Bass
  • Stidi - Drums
1993–1994
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Danny McCormack - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
  • Willie Dowling - Keyboards
1994
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • Devin Townsend - Guitar
  • Danny McCormack - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
  • Willie Dowling - Keyboards
1995
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • Mark Keds - Guitar
  • Danny McCormack - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
1995–1998
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • Jef Streatfield - Guitar
  • Danny McCormack - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
1998–2001  活動休止
2001–2003
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Danny McCormack - Bass
  • Stidi - Drums
  • Toshi (Bass) and Gonk (Drums) for one gig only
2003–2004
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Jon Poole - Bass
  • Stidi - Drums
2004–2005
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Jon Poole - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
2005–2006
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Danny - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
2006–2010
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Scott Sorry - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
2010–2012  活動休止
2012-2013
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Scott Sorry - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
2013–2017
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Jon Poole - Bass
  • Ritch Battersby - Drums
2018-現在
  • Ginger - Vocals and Guitar
  • CJ - Guitar
  • Danny McCormack - Bass
  • Ritch Battersby - Drums

時系列

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ディスコグラフィー

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日本盤のみ記載

タイトル (発売年、発売レーベル)
1 Don't Be Happy... Just Worry(1992年 East west japan)
2 Earth Vs The Wildhearts (1993年 East west japan)
3 P.H.U.Q. (1995年 East west japan)
4 Fishing For Luckies (1996年 East west japan)
5 The Best of The Wildhearts (1997年 East west japan)
6 Endless Nameless (1997年 BMG JAPAN)
7 Moodswings and Roundabouts (1998年 East west japan)
8 Anthem: The Single Tracks (1998年 BMG JAPAN)
9 Tokyo Suits Me (1999年 Mercury Japan)
10 Riff After Riff After Motherfucking Riff (2002年 universal music)
11 The Wildhearts Must Be Destroyed (2003年 universal music)
12 The Wildhearts Strike Back (2004年 universal music)
13 The Wildhearts(邦題『ザ・ワイルドハーツ2007』) (2007年 universal music)
14 Stop Us If You've Heard This One Before, Vol 1. (2008年 Vinyl Junkie)
15 Chutzpah (2009年 Vinyl Junkie)

Chutzpah Jnr. (2010年 Vinyl Junkie)

Chutzpah Dx Edition (2010年 Vinyl Junkie)

16 RENAISSANCE MEN (2019年 Vinyl Junkie)
17 21st Century Love Songs (2021年 ワードレコーズ

脚注

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  1. ^ Wildhearts U.S. Invasion ‘Must Be Destroyed!’ « Beermelodies”. Beermelodies.com. 2012年3月13日閲覧。

外部リンク

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