ワウンズ: 呪われたメッセージ
ワウンズ: 呪われたメッセージ | |
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Wounds | |
監督 | ババク・アンヴァリ |
脚本 | ババク・アンヴァリ |
原作 | ネイサン・バリングラッド『The Visible Filth』 |
製作 |
ババク・アンヴァリ クリストファー・コップ |
製作総指揮 |
ミーガン・エリソン アンドリュー・ハーヴェイ ブライアン・ピット ジリアン・ロングネッカー |
出演者 |
アーミー・ハマー ダコタ・ジョンソン ザジー・ビーツ カール・グルスマン |
撮影 | キット・フレイザー |
編集 | クリス・バーウェル |
製作会社 |
アンナプルナ・ピクチャーズ トゥー&トゥー・ピクチャーズ AZAフィルムズ |
配給 |
Hulu Netflix |
公開 | 2019年10月18日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 |
『ワウンズ: 呪われたメッセージ』(原題:Wounds)は2019年に配信された米英のホラー映画である。監督はババク・アンヴァリ、主演はアーミー・ハマーが務めた。本作はネイサン・バリングラッドが2015年に発表した小説『The Visible Filth』を原作としている。
概略
[編集]ニューオーリンズ。ある日の夜、バーテンダーのウィルは客同士の喧嘩に遭遇した。騒ぎの後始末をしていると、ウィルは客の一人が忘れていったと思しき携帯電話を発見した。ほどなくして、その携帯電話に謎のメッセージが送信されてくるようになった。薄気味悪く思ったウィルはそれ以上怪現象に関わりたくなかったが、恋人のキャリーが巻き込まれてしまったため、やむなく深入りすることになった。
キャスト
[編集]- アーミー・ハマー - ウィル(吹替:川原元幸)
- ダコタ・ジョンソン - キャリー(吹替:嶋村侑)
- ザジー・ビーツ - アリシア(吹替:佐古真弓)
- カール・グルスマン - ジェフリー
- ブラッド・ウィリアム・ヘンケ - エリック(吹替:稲田徹)
- ジム・クロック - パトリック
- ルーク・ホークス - マーヴィン
- ケリー・ケイヒル - ロージー
- テレンス・ローズモア - デュアン・クロス
- ベン・サンダース - ジェイソン
- その他の日本語吹き替え‐下川涼、桜岡あつこ、橘潤二、白石兼斗、丸山智行、きそひろこ、広瀬淳、武蔵真之介、臼木健士朗、田島章寛、樋山雄作、岡本幸輔、熊谷海麗、夏目あり沙
製作
[編集]2018年2月7日、ババク・アンヴァリ監督の新作映画にアーミー・ハマーが起用されたとの報道があった[1]。3月21日、ダコタ・ジョンソンとザジー・ビーツが本作に出演することになったと報じられた[2]。4月、カール・グルスマン、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ、ジム・クロックがキャスト入りした[3][4]。
公開・マーケティング
[編集]2019年1月26日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[5]。5月22日、第72回カンヌ国際映画祭の監督週間で、本作の上映が行われた[6]。
当初、アンナプルナ・ピクチャーズは本作を2019年3月29日に全米公開する予定だったが[7]、後に公開スケジュールから同作を引き上げた[8]。アメリカでは2019年10月18日にHuluで配信された[9]。アメリカ以外では Netflixが同日に公開した[10][11]。
評価
[編集]本作に対する批評家からの評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには26件のレビューがあり、批評家支持率は54%、平均点は10点満点で5.34点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ワウンズ: 呪われたメッセージ』には迫り来る邪悪さのような魅力が欠けているわけではないし、才能豊かな出演者たちは健闘している。しかし、同作のストーリーは観客を心の底からぞっとさせるレベルには至っていないため、彼/彼女らの努力は水の泡になっている。」となっている[12]。また、Metacriticには9件のレビューがあり、加重平均値は49/100となっている[13]。
出典
[編集]- ^ “Armie Hammer Set to Star in Untitled Annapurna Thriller (EXCLUSIVE)”. Variety (2018年2月7日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Dakota Johnson, ‘Atlanta’s’ Zazie Beetz Join Armie Hammer Thriller (EXCLUSIVE)”. Variety (2018年3月21日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Brad William Henke, Karl Glusman Cast In Babak Anvari’s Untitled Drama For Annapurna”. Deadline.com (2018年4月19日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Alicia Coppola Cast In DC Film ‘The Kitchen’; Devon Bostick Joins ‘Words On Bathroom Walls’”. Deadline.com (2018年4月27日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Sundance Film Festival 2019 Last Minute Adds: Pics Starring Dakota Johnson, Demi Moore, Armie Hammer, Mark Duplass & More”. Deadline.com (2018年12月20日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Cannes: Directors’ Fortnight Includes Robert Pattinson Pic ‘The Lighthouse’, Takashi Miike, Netflix Film ‘Wounds’ & Luca Guadagnino Short”. Deadline.com (2019年4月23日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Annapurna Dates Films By Adam McKay, Babak Anvari & Sundance Acquisition ‘Sorry To Bother You’”. Deadline.com (2018年2月9日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Megan Ellison's Moment of Truth: Inside the Reboot of Annapurna Pictures”. Hollywood Reporter (2019年2月21日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ Gooden, Tai. “Here’s All The New Huluween Content Coming In October (Exclusive)”. Nerdist Industries. September 24, 2019閲覧。
- ^ Wiseman, Andreas (April 23, 2019). “Cannes: Directors’ Fortnight Flashes Rebel Spirit By Selecting Netflix Pic ‘Wounds’, Risking Wrath Of Local Exhibitors”. Deadline Hollywood. April 28, 2019閲覧。
- ^ “Wounds”. Netflix. September 10, 2019閲覧。
- ^ “Wounds”. Rotten Tomatoes. 2019年9月16日閲覧。
- ^ “Wounds (2019)”. Metacritic. 2019年9月16日閲覧。