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ワット・プノン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワット・プノン
クメール語: អង្គរវត្ត
ワット・プノンの位置(カンボジア内)
ワット・プノン
カンボジアにおける位置
基本情報
所在地
ワット・プノンの位置(カンボジア内)
ワット・プノン
ワット・プノン
ワット・プノン (カンボジア)
座標 北緯11度34分34秒 東経104度55分23秒 / 北緯11.57611度 東経104.92306度 / 11.57611; 104.92306 (ワット・プノン)座標: 北緯11度34分34秒 東経104度55分23秒 / 北緯11.57611度 東経104.92306度 / 11.57611; 104.92306 (ワット・プノン)
宗教 仏教
カンボジア
プノンペン
現況 寺院
完成 14世紀後半
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ワット・プノン (クメール語: វត្តភ្នំ、「山の寺院」の意)はカンボジアの首都プノンペンにある仏教の寺院(ワット)。1373年建立。標高は27メートルでプノンペンでは一番高い位置にある宗教建築である。

概要

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伝説によれば、ダウン・ペンという裕福な未亡人が川に流れ着いた大きな流木の中に4体の仏像を見つけ、その仏像を祀るために、丘の上に小さな寺院を築いたことが元となっている。後にこの寺院は参拝客を集め、多くの人が祈りを捧げる聖域となった。

その後、1437年の巳年のとき、クメール王朝最後の王であるポニャー・ヤットがプノンペンに新しい王宮を建てた際に、大臣のデチョー・スレイに丘をより高くするように命じた。王の死後は、聖域の西にある著名な仏塔に王とその一族の遺灰が納められた。

ワット・プノンは、クメール暦における新年と亡人節(日本のお盆にあたる)の間、カンボジアにおける祈りの中心となっている。

ギャラリー

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