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ワット・プーカオトーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワット・プーカオトーン
วัดภูเขาทอง
Wat Phukhao Thong
チェーディー・プーカオトーン
ワット・プーカオトーンの位置(タイ王国内)
ワット・プーカオトーン
タイ王国における位置
基本情報
座標 北緯14度22分07秒 東経100度32分22秒 / 北緯14.36861度 東経100.53944度 / 14.36861; 100.53944座標: 北緯14度22分07秒 東経100度32分22秒 / 北緯14.36861度 東経100.53944度 / 14.36861; 100.53944
宗教 仏教
地区 アユタヤ郡
アユタヤ県
タイ王国の旗 タイ
現況 遺跡
建設
様式 モン-ビルマ様式・タイ様式(仏塔)
創設者 ラーメースワン
完成 1387年(寺院)・1569年(仏塔)
最長部(最高) 80-90m(仏塔)
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ワット・プーカオトーン(Wat Phukhao Thong、チェーディー・プーカオトーン、Chedi Phukhao Thong、タイ語: เจดีย์ภูเขาทอง)は、タイ中部のアユタヤ近郊のプーカオ・トーン (Phukhao Thong) の村落にある、仏教寺院(ワット、wat)ないし、高さ50メートル[1]、最頂部80-90メートル[2]仏塔(チェーディー、chedi)遺跡である。遺跡に上り、周囲のやアユタヤの町を見渡すことができる[2]

歴史

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寺院は、アユタヤ王朝初期の1387年、王ラーメースワンにより築かれた。1569年、アユタヤを奪取したタウングー王朝の王バインナウンの勝利を記念し、ワット・プーカオトーンの仏教寺院の隣にモン-ビルマ様式の大きな仏塔(チェーディー)が構築され、1587年、アユタヤ独立を回復したナレースワンを記念してタイ様式に改修された[3][4]。次の2世紀にかけてその仏塔は荒廃していった。王ボーロマコート(在位1733-1758年)の統治時代の修復において、1754年[2]、入り組んだ角のある正方形に設計されたタイ様式の新しい仏塔が、その遺構の基部の上に建設された[3][5]。隣接するラーメースワンの創建による寺院は未だ使用されている[3]

脚注

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  1. ^ Gray P, Ridout L, Thailand: The Rough Guide, 3rd edition, Rough Guides Limited, 1998, ISBN 1-85828-341-8
  2. ^ a b c 中村浩『ぶらりあるきチェンマイ・アユタヤの博物館』芙蓉書房出版、2016年、177頁。ISBN 978-4-8295-0701-8 
  3. ^ a b c Wat Phukhao Thong (วัดภูเขาทอง)”. History of Ayutthaya. Ayutthaya Historical Research (2015年3月). 2017年7月29日閲覧。
  4. ^ 高杉等『東南アジアの遺跡を歩く』めこん、2001年、248-249頁。ISBN 4-8396-0144-5 
  5. ^ ワット・プーカオトーン現地案内板(タイ芸術局、2008年)

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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