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ワルツを踊れ Tanz Walzer

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ワルツを踊れ Tanz Walzer』
くるりスタジオ・アルバム
リリース
録音 2007年2月 - 2007年5月
オーストリアウィーン
フランスパリ
ジャンル ロック
時間
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
プロデュース くるり
チャート最高順位
くるり アルバム 年表
ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER-
2006年
ワルツを踊れ Tanz Walzer
2007年
Philharmonic or die
2008年
『ワルツを踊れ Tanz Walzer』収録のシングル
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ワルツを踊れ Tanz Walzer』(ワルツをおどれ タンツ・ワルツァー)は、くるりの7枚目のオリジナルアルバム

概要

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先行シングル曲として「JUBILEE」がリリースされている。初回限定盤のみ、14トラック目の「ブルー・ラヴァー・ブルー」が追加される。

クラシック音楽からの影響を前面に押し出したアルバムである。本作のレコーディングは、日本のロックバンドとしては初めて音楽の都、オーストリアウィーンを中心とした地域で行なわれた(トラックダウンはパリ)。

iTunes Music Storeではダウンロード予約注文受付が行なわれ、限定予約特典にはさらに「ベーコン&エッグ BACON AND EGG」(未発表曲)がボーナストラックとして提供された。予約開始初日にはiTMS総合アルバムチャートで1位を獲得、さらに発売直前には数日間にわたってMySpaceで全曲フルレングス視聴が行なわれるなど、プロモーションが行なわれた。後に「僕の住んでいた街」に初回版のみボーナストラックとして収録された。最終12万枚近くを売り上げたが、それでもメンバーの感想としては期待していたよりも売れなかった、との事。

本作はすべて海外レコーディング楽曲を収録したため、2006年11月に発売されたコンピレーション・アルバム(くるりがプロデュース&選曲)『みやこ音楽/V.A.』に収録された完全新曲の「五月の海」は収録漏れとなった。

また本作は、くるりが主催する同年9月23日開催予定の「京都音楽博覧会 IN 梅小路公園」直前アルバムということもあり、初回盤特典に同音楽祭のチケット特別先行予約権が提供された(iTMSでの予約注文特典は同音楽祭プラチナチケットの入手抽選券)。

アルバムタイトルと連動して、曲名もサブタイトルが付いているが、本作以外では通常サブタイトルは省略されており、「JUBILEE」も「ジュビリー」となっている。

収録曲

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初回限定盤

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CD
#タイトル作詞作曲時間
1.「ハイリゲンシュタッド HEILIGENSTADT」 佐藤征史
2.「ブレーメン BREMEN」岸田繁岸田繁
3.ジュビリー JUBILEE岸田繁岸田繁
4.「ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド MILLION BUBBLES IN MY MIND」岸田繁くるり
5.「アナーキー・イン・ザ・ムジーク ANARCHY IN THE MUSIK」岸田繁岸田繁
6.「レンヴェーグ・ワルツ RENNWEG WALTZ」岸田繁岸田繁
7.「恋人の時計 CLOCK」岸田繁岸田繁
8.「ハム食べたい SCHINKEN」岸田繁岸田繁
9.「スラヴ SLAV」岸田繁岸田繁
10.「コンチネンタル CONTINENTAL」岸田繁岸田繁
11.「スロウダンス SLOWDANCE」岸田繁岸田繁
12.「ハヴェルカ CAFÉ HAWELKA」岸田繁岸田繁
13.言葉はさんかく こころは四角 TRIANGLE岸田繁岸田繁
14.「ブルー・ラヴァー・ブルー BLUE LOVER BLUE」(初回限定盤のみ)岸田繁岸田繁
合計時間:

通常盤

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CD
#タイトル作詞作曲時間
1.「ハイリゲンシュタッド HEILIGENSTADT」 佐藤征史
2.「ブレーメン BREMEN」岸田繁岸田繁
3.「ジュビリー JUBILEE」岸田繁岸田繁
4.「ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド MILLION BUBBLES IN MY MIND」岸田繁くるり
5.「アナーキー・イン・ザ・ムジーク ANARCHY IN THE MUSIK」岸田繁岸田繁
6.「レンヴェーグ・ワルツ RENNWEG WALTZ」岸田繁岸田繁
7.「恋人の時計 CLOCK」岸田繁岸田繁
8.「ハム食べたい SCHINKEN」岸田繁岸田繁
9.「スラヴ SLAV」岸田繁岸田繁
10.「コンチネンタル CONTINENTAL」岸田繁岸田繁
11.「スロウダンス SLOWDANCE」岸田繁岸田繁
12.「ハヴェルカ CAFÉ HAWELKA」岸田繁岸田繁
13.「言葉はさんかく こころは四角 TRIANGLE」岸田繁岸田繁
合計時間:

曲解説

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  1. ハイリゲンシュタッド HEILIGENSTADT
    • アルバム曲のストリングスのフレーズを繋ぎ合わせて作られた曲。ハイリゲンシュタットはウィーン近郊の地名。ベートーベンゆかりの地であり、耳が聞こえなくなった際に滞在していた場所で有名。
  2. ブレーメン BREMEN
  3. ジュビリー JUBILEE
    • 18thシングル。シングルの「Jubilee gemischt von Dietz」と同じものを収録。大鵬薬品「チオビタ・ドリンク」CMソング。
  4. ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド MILLION BUBBLES IN MY MIND (作詞:岸田繁 作曲:くるり)
  5. アナーキー・イン・ザ・ムジーク ANARCHY IN THE MUSIK
    • 元々は歌詞が全く違ったらしい[要出典]
  6. レンヴェーグ・ワルツ RENNWEG WALTZ
  7. 恋人の時計 CLOCK
  8. ハム食べたい SCHINKEN
  9. スラヴ SLAV
    • 岸田曰く、「作詞に苦労した曲」。
  10. コンチネンタル CONTINENTAL
  11. スロウダンス SLOWDANCE
  12. ハヴェルカ CAFÉ HAWELKA
    • 曲中で前作『NIKKI』収録の「(It's Only) R'n R Workshop!」から拝借したと思われるフレーズが流れる。
  13. 言葉はさんかく こころは四角 TRIANGLE
    • 19thシングル。映画『天然コケッコー』主題歌。このアルバム発売後にシングルカット。シングルバージョンとはメロディが多少異なるので、厳密にはアルバムバージョンである。
  14. ブルー・ラヴァー・ブルー BLUE LOVER BLUE(初回限定盤のみ)

演奏

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  • 岸田繁
    • Vocal, Guitars (#2-13)
    • Piano, Synthesizer (#6.11.13)
    • Rhythm Track (#7)
    • Banjo, Bouzouki, Harp (#9)
    • Unison Chorus (#9.12)
    • Strings Arrangement (#1.3.7.9)
    • Horn Arrangement (#1.2.12)
  • 佐藤征史
    • Bass (#2-13)
    • Unison Chorus (#9)
    • Post Production (#1)
    • Clock Sound Edit (#7)
    • Clap, Snap (#13)
  • 菊地悠也
    • Drums (#2-6.8-13)
    • Percussion (#4.10.11.13.14)
    • Unison Chorus (#9)
    • Clap, Snap (#13)
  • Flip Philipp
    • Piano (#2.3)
    • Strings Arrangement (#1.3.5.7.9)
    • Horn Arrangement (#1.2.12)
  • Pamelia Kurstin:Theremin (#3.10.11)
  • Patrick Pulsinger
    • Synthesizer (#5.14)
    • Clap, Snap (#13)
  • Ogura & Kobayashi inc.:Synthesizer (#10.12)
  • Erwin Bader:Organ (#12.14)
  • Nicolas Geremus:Violin & Concertmaster (#1.3.5.7.9)
  • Sergej Bolothy, Irene Buchmann, Vincendo Dellacorte, Gordana Jovanovic, Gisela Kulmer:Violin (#1.3.5.7.9)
  • Margret Ceku, Bettina Horvath, Elena Kodin, Eva Semeleder:Violin (#1.5.7)
  • Michal Duris, Sabine Fellner, Sebastian Fuhrlinger, Paula Hoechtl:Violin (#3)
  • Michael Buchmann, Gejza Jurth, Florian Krisper:Viola (#1.3.5.7.9)
  • Bernhard Aichner:Cello (#1.3.5.7.9)
  • Andrea Obritzhauser:Cello (#1.5.7.9)
  • Bertin Christelbauer:Cello (#3)
  • Cornelia Pesendorfer:Oboe, English Horn (#1.2)
  • Friedrich Gindelhumer:Tuba (#12)
  • Alexander Wladigeroff, Andrej Prozarov:Trumpet, Horn Arrangement (#12)
  • Taro Takahashi (A&R Director)
    • Unison Chorus (#9.12)
    • Clap, Snap (#13)
  • Nao Sekine, Koji Morita (Production Assistants):Unison Chorus (#9.12)
  • Gotz "GG" Gottschalk, Stephane "Alf" Briat:Clap, Snap (#13)