ヴァイラル (映画)
ヴァイラル | |
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Viral | |
監督 |
ヘンリー・ジュースト アリエル・シュルマン |
脚本 |
クリストファー・B・ランドン バーバラ・マーシャル |
製作 |
ジェイソン・ブラム シェリル・クラーク マット・カプラン |
製作総指揮 |
スチュアート・フォード チャールズ・レイトン ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン ジャネット・ヴォルトゥルノ=ブリル トッド・キング マット・ジャクソン スティーヴ・スクイランテ バーバラ・マーシャル |
出演者 |
ソフィア・ブラック・デリア アナリー・ティプトン トラヴィス・トープ コルソン・ベイカー(マシン・ガン・ケリー) |
音楽 | ロブ・シモンセン |
撮影 | マグダレーナ・ゴルカ |
編集 | ウィリアム・イェー |
製作会社 |
ブラムハウス・プロダクションズ バステッド・シャーク・プロダクションズ IMグローバル |
配給 |
ラディアス-TWC/ディメンション・フィルムズ ファインフィルムズ |
公開 |
2016年7月29日(配信) 2017年1月17日(劇場公開) |
上映時間 | 85分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $551,760[2] |
『ヴァイラル』(Viral)は、2016年に配信されたアメリカ合衆国のホラー映画。監督はヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマン、出演はソフィア・ブラック・デリアとアナリー・ティプトンなど。謎の寄生虫に取りつかれた人々の恐怖を描いたサスペンススリラー[1]。
ストーリー
[編集]ドレイクフォード一家はカリフォルニア州の住宅街に引っ越してきたばかりであった。妹のエマはコミュニティに溶け込むのに苦労していたが、姉のステイシーは新しい友人どころか恋人(CJ)も作っていた。しばらくして、エマはようやく近所に住むエヴァンと親しくなることができた。その頃、2人の両親の関係は冷え切る一方で、ついには母親が家を出て行く事態に至った。ほどなくして、エマの親友が学校で奇妙な振る舞い―やたらと急いで物を食べたり、咳き込んで出血したりするなど―をするようになった。ある日、彼女は学校の駐車場で倒れてしまった。エマともう一人の少年が介抱しようとしたところ、彼女は突然少年に向かって血を吐き出した。その後、エマは近所で謎の寄生虫が発生していることを知った。
翌日、2人の父親(マイケル)は空港に妻を迎えに行ったが、その直後、一家が暮らす地区が政府によって完全に封鎖されてしまった。そのため、マイケルは娘2人と連絡を取ることすらままならない状態に陥った。
事態が緊迫していることを知らないまま、ステイシーとエマはパーティーに参加していた。パーティーの最中、ステイシーはCJが見知らぬ女性と性行為に及んでいるのを目撃してしまった。ちょうどそのとき、参加者の一人が突然暴れ出した。その少年はステイシーに向かって血を吐いた。エマも少年に襲われたが、間一髪の所でエヴァンに救い出された。ステイシーは徐々に行動がおかしくなり、首のあたりに謎のできものができていた。
ステイシーが正気と狂気の間を行ったり来たりする中、エマとエヴァンは生き残るための道を必死で探すのだった。
キャスト
[編集]- エマ・ドレイクフォード: ソフィア・ブラック・デリア
- ステイシー・ドレイクフォード: アナリー・ティプトン
- エヴァン・クライン: トラヴィス・トープ
- CJ: コルソン・ベイカー(マシン・ガン・ケリー)
- マイケル・ドレイクフォード: マイケル・ケリー
- ミスター・トゥーミー: ジョン・コスラン・Jr
- ビル: ストーニー・ウェストモアランド
- グレイシー・ルメイ: リンジー・グレイ
- ミセス・トゥーミー: ジュディアン・エルダー
- 背の高い子供: フィリップ・レーブス
- タラ・ドネリー: ブリアンヌ・ハウイー
製作
[編集]2014年4月29日、ヘンリー・ジュースト監督とアリエル・シュルマン監督の新作映画にアナリー・ティプトンが起用されたと報じられた[3]。5月1日、ソフィア・ブラック・デリアの出演が決まった[4]。14日、リンジー・グレイの起用が発表された[5]。23日、マイケル・ケリーがキャスト入りした[6]。
公開・マーケティング
[編集]当初、本作は2016年2月19日に全米公開される予定だったが[7]、後に公開スケジュールから引き上げられた[8]。結局、本作の劇場公開は取りやめとなり、同年7月29日に配信スルーとなった[9]。
2016年6月29日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。8月4日、本作のサウンドトラックが発売された[11]。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには16件のレビューがあり、批評家支持率は56%、平均点は10点満点で4.8点となっている[12]。
出典
[編集]- ^ a b “ヴァイラル”. 映画.com. 2020年7月10日閲覧。
- ^ “Viral” (英語). The Numbers. 2020年7月10日閲覧。
- ^ Yamato, Jen (2014年4月29日). “Analeigh Tipton Set For Blumhouse / IM Global / Dimension Thriller ‘Viral’ From ‘Catfish’ Directing Duo” (英語). Deadline.com 2020年7月10日閲覧。
- ^ Yamato, Jen (2014年5月1日). “Sofia Black-D’Elia To Star In Blumhouse / IM Global / Dimension Outbreak Thriller ‘Viral’” (英語). Deadline.com 2020年7月10日閲覧。
- ^ The Deadline Team (2014年5月14日). “Catherine Keener, Kiernan Shipka, Anton Yelchin & More Join ‘The Greens Are Gone’; Linzie Gray Cast In ‘Viral’” (英語). Deadline.com 2020年7月10日閲覧。
- ^ The Deadline Team (2014年5月23日). “Devon Bostick Cast In ‘Regression’; Michael Kelly Goes ‘Viral’” (英語). Deadline.com 2020年7月10日閲覧。
- ^ Miska, Brad (2015年5月21日). “‘Paranormal Activity’ Directors’ Horror Goes ‘Viral’ In 2016” (英語). Bloody Disgusting 2020年7月10日閲覧。
- ^ Lang, Brent (2016年1月8日). “Outbreak Thriller ‘Viral’ Forgoes Theatrical Release (EXCLUSIVE)” (英語). Variety 2020年7月10日閲覧。
- ^ Miska, Brad (2016年6月21日). “‘Viral’ is Going to Infect People On Home Video” (英語). Bloody Disgusting 2020年7月10日閲覧。
- ^ Lesnick, Silas (2016年6月29日). “Prepare for the Worm Flu Epidemic with the Viral Trailer” (英語). ComingSoon.net 2020年7月10日閲覧。
- ^ “‘Viral’ Soundtrack Released” (英語). Film Music Reporter. (2016年8月4日) 2020年7月10日閲覧。
- ^ "Viral". Rotten Tomatoes (英語). 2023年1月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- ヴァイラル - allcinema
- ヴァイラル - KINENOTE
- Viral - IMDb
- Viral - Metacritic
- Viral - Rotten Tomatoes