ヴァギト・アレクペロフ
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ヴァギト・ユスフォヴィチ・アレクペロフ(ロシア語: Ваги́т Юсу́фович Алекпе́ров、アゼルバイジャン語: Vahid Yusifoviç Ələkbərov〈ヴァヒト・ユシフォヴィチ・アラクバロフ〉、1950年9月1日 - )は、アゼルバイジャン出身のロシアの企業家。石油会社ルクオイル創業者。
概要
[編集]アレクペロフは1950年9月1日、バクーに生まれた。アゼルバイジャン石油化学大学卒業後、ソ連共産党コガリム市委員会に所属。1987年から1990年まで企業合同コガルイムネフチガスの企業長。1990年ソ連石油ガス工業省次官。1991年同省第一次官。第一次官として国際石油企業の設立に奔走し、3つの企業を合同し、1991年2月1日国際石油コンツェルン「ランゲパス・ウライ・コガルイムネフチ」を設立。これが後に「ルクオイル」となり、ロシア最大級の民間石油会社へと成長した。
フォーブス誌によれば、2018年のアレクペロフの総資産は194億ドルに上るとされる[1]。
2022年4月13日、ロシアのウクライナ侵攻に絡み、イギリス政府から資産凍結などの制裁を受けた[2]。同月21日、ルクオイルがアレクペロフの社長辞任を発表した[3]。
出典
[編集]- ^ [1] Forbes
- ^ “英、親ロシア派幹部やルクオイル社長に制裁”. ロイター. (2022年4月14日) 2022年5月10日閲覧。
- ^ “ロシア第二の石油会社、CEOが辞任 英制裁対象に指定後”. CNN. (2022年4月22日) 2022年5月10日閲覧。