ヴァディム・レーピン
ヴァディム レーピン | |
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2011年 | |
基本情報 | |
出生名 | Вадим Викторович Репин |
生誕 |
1971年8月31日(53歳) ソビエト連邦 ノヴォシビルスク |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
公式サイト | 公式webサイト |
ヴァディム・ヴィクトロヴィチ・レーピン(英語: Vadim Viktorovitch Repin;ロシア語: Вадим Викторович Репин、1971年8月31日 - )はロシアのヴァイオリニスト。妻はバレエダンサーのスヴェトラーナ・ザハーロワ。
経歴
[編集]1971年、シベリアのノヴォシビルスクで生まれた。物心付いた時には楽器をおもちゃにして過ごしており、母親は彼を音楽学校に入れたが、彼が独学で演奏していた木琴やハーモニカやアコーディオンなどのクラスに空きが無かったため、「1年待つよりは」と空きがあったヴァイオリンのクラスに入学した[1]。少年時代にザハール・ブロンに師事。
17歳でブリュッセル・エリザベート王妃国際音楽コンクールに優勝し、職業音楽家として活動に着手する。その後、ブロンのもとを離れ、ピエール・ブーレーズ、リッカルド・シャイー、シャルル・デュトワ、ヴァレリー・ゲルギエフ、ジェームズ・レヴァイン、クルト・マズア、サイモン・ラトル、エサ=ペッカ・サロネン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチといった名指揮者と共演を重ねる。
これまでに、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ピョートル・チャイコフスキー、ジャン・シベリウス、セルゲイ・プロコフィエフ、ニコライ・ミャスコフスキー、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの協奏曲を録音。室内楽の演奏では、ボリス・ベレゾフスキーやマルタ・アルゲリッチ、ミハイル・プレトニョフ、ユーリ・バシュメット、ミッシャ・マイスキーらと共演してきた。
2014年より芸術監督として故郷ノヴォシビルスクにてトランス・シベリア芸術祭を開催している。
使用楽器
[編集]以前は1743年製のグァルネリ・デル・ジェス"Bonjour"を使用していたが、現在は1733年作のストラディヴァリウス ‟ロード”を使用している[2]。
録音
[編集]ロシア音楽とフランス音楽を得意としているが、ジョン・アダムズやソフィヤ・グバイドゥーリナらの作品のような現代音楽も演奏・録音している。
著書・ディスコグラフィー
[編集]- "Violin Virtuosos (Strings Backstage)", Joshua Bell, Vadim Repin, Hilary Hahn, String Letter Publishing, 2000.
家族・親族
[編集]- 夫人:スヴェトラーナ・ザハーロワはボリショイ・バレエのプリンシパルで、バレリーナ。2010年に妊娠とレーピンとの結婚を公表し、2011年に女児が生まれている[3][4]。
- 2001年に一度結婚し、2006年に長男が生まれている[5]。