ヴァルゲイル・シグルズソン
ヴァルゲイル・シグルズソン Valgeir Sigurðsson | |
---|---|
ヴァルゲイル・シグルズソン(2012年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1971年6月18日(53歳) |
出身地 | アイスランド |
ジャンル | 電子音楽、実験音楽、オルタナティヴ・ロック |
職業 | 音楽プロデューサー、作曲家、ミュージシャン、音響エンジニア |
活動期間 | 1991年 - |
レーベル | Bedroom Community |
公式サイト |
www |
ヴァルゲイル・シグルズソン(Valgeir Sigurðsson、1971年6月18日 - )は、アイスランドの音楽プロデューサー、作曲家である。
経歴
[編集]ヴァルゲイルの魅力であるレコーディング技術の背景には、16歳のときの小さいレコーディングスタジオでの仕事がある。ヴァルゲイルはクラシックギターを専攻し、ロンドンのSAE Instituteをトーンマイスターとして卒業した。1998年、ヴァルゲイルは同胞のビョークにラース・フォン・トリアー監督作『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のサウンドトラックのエンジニア、プログラマーとして雇われた。映画の主題歌でトム・ヨークとのデュエット作である「I've Seen It All」はアカデミー歌曲賞にノミネートされたが、ボブ・ディランの「Things Have Changed」に敗れた。ヴァルゲイルは歌に流れる特有の列車のリズムを作成した。ビョークとの仕事上での付き合いは映画の企画を過ぎても続き、それは1998年前半から2006年にわたった。その間、ヴァルゲイルはビョークの主なスタジオ共同制作者の一人だった。
ヴァルゲイルが創立者として1997年に立てたGreenhouse Studiosはアイスランドの最高の録音設備である。2005年、ヴァルゲイルはBedroom Communityというレコードレーベルを設立してニコ・マーリーの録音キャリアを始め、ベン・フロストとサム・アミドンの作品をプロデュースし、リリースした。ヴァルゲイルはテレビ、映画、舞台のための作曲をし、2007年にはソロ・アルバム『Ekvílibríum』をBedroom Communityから発表した。2010年にはアイスランドのドキュメンタリー映画『Draumalandið』のサウンドトラックを発表した。
ヴァルゲイルはビョーク、ココロージー、Bonnie 'Prince' Billy、ザ・マジック・ナンバーズ、ムーム、クロノス・クァルテット、カミーユ、ニコ・マーリーなど多くの有名でさまざまなアーティストたちとコラボレートしている。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- Ekvílibríum (2007年)
- Draumalandið (2010年)
- 『アーキテクチャ・オブ・ロス』 - Architecture of Loss (2012年)
- Dissonance (2019年)