ヴィルヘルム・キーゼルバッハ
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人物情報 | |
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生誕 |
1839年12月1日 ヘッセン選帝侯国、ハーナウ |
死没 |
1902年8月4日(62歳没) ドイツ帝国 バイエルン王国、エアランゲン |
国籍 | ドイツ帝国 |
配偶者 | ルイーゼ・キーゼルバッハ(ドイツの看護師) |
学問 | |
研究分野 | 耳鼻科 |
主な業績 | キーゼルバッハ部位 |
影響を受けた人物 | ヴィルヘルム・オリヴァー・ロイベ |
ヴィルヘルム・キーゼルバッハ(ドイツ語:Wilhelm Kiesselbach、1839年12月1日 - 1902年8月4日)は、ドイツ・ハーナウ出身の解剖学者。特に鼻の研究に優れ、著書に『鼻血(Nasenbluten)』がある他、鼻血の原因となる「キーゼルバッハ部位」に名を残している。
妻は看護師で運動家として活躍したルイーゼ・キーゼルバッハ。
生涯
[編集]1839年12月1日、ヘッセン選帝侯国のハーナウに生まれる。
1859年からゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲン、フィリップ大学マールブルク、エバーハルト・カール大学テュービンゲンで学んだ。
1877年から1878年にかけてフリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルクでドイツの内科医であるヴィルヘルム・オリヴァー・ロイベに師事し、1888年から亡くなる1902年まで同大学の教授として教鞭を執った[1]。特に耳鼻科の研究に優れ、鼻血の原因となる「キーゼルバッハ部位」を発見したことで知られる。
1902年8月4日、エアランゲンで亡くなる。
著作
[編集]- 『Untersuchungen über die Anatomie des Schläfenbeins』
- 『Galvanische Reizung des Nervus acusticus』
- 『鼻血(Nasenbluten)』
- 『Zur Histologie der Ohrpolypen』
脚注
[編集]- ^ Kiesselbach, Wilhelm In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 11, Duncker & Humblot, Berlin 1977, ISBN 3-428-00192-3, S. 599