ヴォロドィームィル・ラドチェンコ

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ヴォロドィームィル・ラドチェンコ(ウクライナ語:Володимир Iванович Радченко, 1948年10月23日 - 2023年1月4日[1])は、ウクライナの政治家。キーウ生まれ。ソ連国家保安委員会(KGB)出身のシロヴィキ。ウクライナ上級大将。

来歴[編集]

1971年、キエフ軽工業技術大学を卒業。1971年9月~1972年9月、ミンスクのソ連KGB高等課程、1986年、KGB高等赤旗学校附属課程(防諜専攻)を修了した。

ウクライナ・ソビエト社会主義共和国KGBキーウ・キーウ州局副課長、課長職で働く。1990年~1991年、ロヴェンキ州国家保安局副課長。1990年10月から1991年7月までソ連KGB現役予備、その後、1992年1月までウクライナ・ソビエト社会主義共和国KGBロヴェンキ州局副局長だった。

1992年1月、ウクライナ保安庁(SBU)テルノポリ州局長に任命。1994年3月からSBU次官/汚職・組織犯罪対策局長。

1994年7月、内務相に任命。1995年7月から1998年4月までSBU長官。1998年4月からウクライナ国家安全保障・国防会議第一副書記。2001年7月、SBU長官に再任。

2003年9月2日、レオニード・クチマは、ラドチェンコをSBU長官から解任し、同年6月のイェヴヘーン・マルチュークの国防相転任以来空席だったウクライナ国家安全保障・国防会議書記に任命した。

2007年1月12日、最高会議はラドチェンコを副首相に任命した。

脚注[編集]